座ったまま絶命した女優とは?
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死を目前にしながらも女優を諦めなかった!
抗がん剤の副作用で、吐き気、めまい、肌荒れ、そして致命的副作用・・・。
そして、頭の毛も抜け落ちてしまったのです。

出典:calon.ilma-beauty.com
それでも、深浦加奈子はウィッグをつけて演技を続けました。
周囲も全く気づかないほどでした。
2006年8月18日、肝臓癌の診断が下され、手術が不可能な状態で、放射線治療をうけました。
そして5年目の2008年、肺がんに・・・・。
”酸素ボンベが手放せない” ”食べ物を飲み込むのが大変”、終末医療を勧められたのですがそれも拒否したのです。
死を目前にしながら女優を諦めていなかったのです。
そして最後の演技、前向きに生きる水商売の女の2時間にわたる芝居を演じきったのです。
それも、共演者にも気づかれずに・・・・。
深浦加奈子は、演じることの喜びを噛みしめていたといいいます。
そして、最後の舞台から半年後、2008年8月25日、イスに座ったまま病院で亡くなったのです。