つらい肩こりを治すには?
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終身型は腱板断原因原因の肩こり
ところが、なんとなく肩が痛い・・・。
しかも、長引いている・・・。
だんだん痛くなって「悪化するタイプ」の終身型の肩こりがあります。
ほっとくと、手術なんて事態になることもあります。
終身型の肩こりは3人に1人が、このタイプで自然には治りません。
普通の肩こりとの違いは、普通は腕が上がらないのに対し、終身型はあることをすると、腕が上がるのです。「ためしてガッテン」
普通の肩こりの場合、どうやっても腕は上がりません。
それは、肩と腕の間の、関節の周辺に、炎症が起きるからです。(炎症が原因の肩こり参照)
そして、その炎症がいったん治まってから関節が固まったような状態になります。
それで、痛みはなくても腕が上がらない状態になるのです。
ところが、終身型の場合は、別の手で支えると腕が上がるのです。
終身型の原因
終身型の原因は腱板断裂です。
腱板断裂は周囲に血管や神経が少ないため、別の手や他人が支えると腕があがるのです。
そしていったん腱板断裂を起こすと、自然には治りません。
腱板断裂をそのまま放っておくとだんだん悪化していくのです。
これが、終身型の正体なのです。
通常の肩こりは、腱板は切れていなくて、炎症が起きた状態です。
肩甲骨を動かさないと

出典:カラダCLUB
肩甲骨を動かさないと腱板断裂を起こしやすいです。
肩甲骨は身体と腕を繋ぎ止める役割があり、この周辺の筋肉が凝り固まると腕の動きは必然的に悪くなります。
そこで、なぜ人が肩甲骨を動かさないと鍵盤断裂を起こしやすいのか?
そこで、40~70代の男女30人の方の腱板を、昭和大学藤が丘病院・鈴木昌医師の協力のもと大調査しました。
すると、馬場裕子さんと、林みゆきさんの2人に腱板断裂が見つかりましたが、この2人はそのことに全く気づいていませんでした。2人の日頃の生活に変ったことはありませんでしたが、「肩甲骨を動かしていない」という共通点がありました。
2人は日頃ストレッチをすることがないため、肩甲骨辺りが固くなり動きが悪くなっていたのです。
腱板断裂予防法

出典:スキンケア大学

出典:スキンケア大学
腱板断裂予防法について、金メダリストの冨田洋之さんにお伺いしました。
とにかく金メダリストだけあって、冨田洋之さんの肩甲骨はよく動きます。その冨田洋之さんのお勧めの運動が「猫ストレッチ」です。
1.まず、四つんばいになる。
2.次に、背中を天井の方に、猫のように背中を丸める。
3.今度は、背中を反らして、おへそを床に近づける。
4.この背中を丸めて反らす運動を、1日5回繰り返す。
「ペンギン体操」も腱板断裂予防法になります。
1.腕を下に伸ばしたまま、肩甲骨を上下に動かす。
2.腕を横に伸ばして肩甲骨を近づけたり遠ざけたりする。
3.腕を前に伸ばしながら背中を丸め腕を後ろに引きながら胸を反らす
⇒このときも肩甲骨を意識する。
4.1~3を各10回ずつ行う。
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