心臓付近が突然ぴくぴくする異常痙攣には

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心房細動になると巨大血栓の恐れ

心房細動と脳梗塞

出典:medical.nikkeibp.co.jp

心房細動になると、動悸、めまいがしたり、あるいは早い脈が長く続くと心不全になったりする問題もあります。

でも、最も大きな問題は、血栓高血症の原因になることです。

東京医科歯科大学の名誉教授 高谷節雄さんが人口心臓で、心房細動の状態を再現したら、巨大血栓ができることがわかりました。

出典;mike-blog.com

つまり、心臓が痙攣状態になると血液の流れが滞って、血の塊ができるということがわかったのです。

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それで、心房細動は手足の血管が詰まるだけでなく、
脳への血管が詰まると脳梗塞、
腸への血管が詰まると腸管動脈閉塞、
腎臓への血管が詰まると腎梗塞となります。

 

そして、血管が詰まるとその先の器官で壊死が起きるまでの猶予はおよそ6時間しかありません。

しかも、心臓を原因とした心原性脳梗塞になると、1年以内に約半分の人が亡くなっています。

脳梗塞の中でも、最も重症な脳梗塞になる危険性が高いのです。

 

心房細動はいかに早く気づくかが大切です。