股関節が痛い時は
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股関節が痛い時の対処法
股関節は人体の中心にある最大の関節で、重要な筋肉をつなぐ要です。
しかし、股関節は意識して鍛えないと、年齢とともにどんどん衰えていきます。
立ち上がるとき股関節が痛む時などは、まず痛みを取ることから始めると良いです。
そんな時、炎症がおさまる画期的なやり方があります。
それはアーシングすることです。
上の写真は赤外線画像に見るアーシング効果を示しています。異常に高温の部分が炎症箇所です。左がアーシング前で、右が30分間のアーシング後の写真です。
この2枚の写真から、炎症がすぐにおさまったことがわかり、慢性的な痛みや凝りなどを含む様々な症状に対してアーシングが効果的なことがわかります。
股関節ケアの仕方

出典:kokansetu.doctorwhite.net
悪い姿勢、とくに猫背で歩いたり、片足に重心をかけたままの姿勢は、思った以上に股関節に負荷がかかります。
歩く時は体重の4倍、立ち上がる時は体重の7倍、走る時は体重の8倍も負荷がかかるのです。
また、股関節に悪い動きとしては、”重い荷物を持つ” ”和式トイレ” ”女の子座り” ”脚を組む”などです。
日頃から負荷の少ない歩き方、座り方を習慣化する必要があります。
そして、筋膜リーリースや股関節周りの筋肉を鍛えるストレッチをすれば、股関節をケアすることができます。
負荷の少ない歩き方
日本古来の立ち方、歩き方は股関節の手術後の方もできる簡単で負担の少ない歩き方です。
やり方は、姿勢はまっすぐ、足裏全体でゆっくり着地して歩くようにするだけです。
この歩き方で、衝撃が足首、膝に吸収されて股関節に加わるため、負担が少ないのです。
一度、和多志のブログ記事をゆっくり読んで見てください。
タオル体操のやり方
タオル体操を教えてくださるのは、深代千之(東京大学大学院教授 教育学博士)先生です。
内転筋(内もも)、大臀筋(お尻)、ハムストリング(もも裏)の3つの筋肉を鍛えることができます。
先生によると、ふだんは使われないけど、内転筋(内もも)が活躍すると、歩く、走るが楽になるので、股関節が大きなケガをしなことにつなががるとのことです。
<タオル体操①>
タオルを1枚床の上に敷いて、その上でかかとを固定し、つま先を外側・内側交互に向ける。
<タオル体操②>
タオルの上に、肩幅に脚を開き、開閉を繰り返す。
1日5~10回、痛みを感じない程度にすると良いとのことです。
股関節に痛みがある人は、順にうつ伏せ、横、前向きになって、ゆっくりと片足を5秒かけて、10回づつ上げ下げすると、股関節に体重をかけないで行うことができるとのことです。
足広げ運動
ためしてガッテンで案内の「パカパカ体操」と同じです。
①椅子に浅く座る。
②足を開いたり閉じたりして、股関節を動かすだけ。
骨盤起こし運動

出典:blog.livedoor.jp
①椅子に浅く座り、お腹を引っ込める。
②おへそを突き出したり引っ込めたりすることで、骨盤を回転させる。
③肩は固定しおへそを出し入れする。
それぞれ10回1セットで、毎日2~3セットをメドに無理なく行うと、早けれは1周間程度で効果が現れるとのことです。
Yutube動画の、5分で股関節を柔らかくする方法も参考にしてください。
脇揉みで股関節の激痛が解消!
脇揉みで股関節の激痛が解消します!
それは、大胸筋が筋膜で股関節の前側にもつながっているからです。
大胸筋は、胸についている大きな筋肉です。
大胸筋がこわばり、その先の組織が引っ張られると、股関節に圧がかかって軟骨がすり減り、変形股関節症を引き起こします。
上の説明を理解するには「筋膜」の知識が必要です。
大胸筋に絞って説明すると、大胸筋がこわばって固くなると、肋骨に張り付きます。
そうすると、大胸筋は肩や手首、股関節とも筋膜で繋がっていますから、五十肩や腱鞘炎、股関節痛などを引き起こすのです。
だから、脇揉みで大胸筋をほぐせば、上の症状の改善に役立つのです。
<Aさん(50代・女性)~平野薫先生談>
Aさんは、先天性股関節脱臼があり、7年前から変形性股関節症の症状が出ていました。2015年2月に当院に来られた当初は、かなり痛みが強く、杖を使っていられました。レントゲン写真を見ると、左右ともに軟骨がすり減り、股関節にほとんどすきまがありません。骨の変形もあり、一般的な整形外科では、ほぼ間違いなく手術を勧められる状態でした。
ところが、2016年2月から脇揉みを始めたところ、3月には痛みが軽減。7月には杖を使わずに歩けるほど改善しました。それどころか、Aさんのレントゲン写真を撮ると、股関節に薄いすきまができて、軟骨が再生していたのです。
やり方
基本の脇揉みのやり方は次の通りです。
①脇の下の肋骨部分に、反対の手の親指以外の4本指当てる。(2つ上の写真のように)
②肋骨と大胸筋の間に指を入れる感じで大胸筋をつかみ、骨からはがすように内側に動かす。
③指を少しずつ下にずらし、バストの下辺りまではがしていく。
④行う目安は、それぞれ1~2分程度を、1日3~4回以上行う。
股関節痛の場合は、脇揉みとともに、膝裏に張り付いている腓腹筋の上部を剥がすと、より効果的です。
・上の写真の膝裏すぐ下にあるふくらはぎ上部の筋肉や腱を、左右の手の親指の先で、左右に割くようにほぐす。
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未来に自分がこうなるという意志が明確であれば、人は数々の問題があっても乗り越えることが出来ます。そして、常に付きまとう限界意識を突破し何でもできるようになります。by塩じぃ