健康に食物繊維~慈恵大学病院では大麦ご飯が患者さんの食事に!
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血糖値が下がる食物繊維(大麦ご飯)
あさイチの番組で、お笑い芸人髭男爵のひぐち君と男爵に、白米と大麦ごはん(もち麦)を食べてもらったところ、実際、血糖値が下がったのです。
みんなの家庭の医学では、悪玉コレステロールを減らして動脈硬化を予防すると紹介されました。
名医のTHE太鼓判では、もち麦に内臓脂肪を減らす効果もあるということがわかりました。
そのパワーの源は大麦にあります。
大麦には食物繊維がなんと、白米の20倍、玄米の3倍もあり、大麦には野菜で補えない水溶性食物繊維が多く含まれていたのです。
βグルカンのみが体重増加を抑制
肥満のマウスに5種類の食物繊維を18週間摂取させた研究があります。
選ばれた5種類はこちら。
1️⃣ペクチン(果物に含まれる水溶性食物変異)
2️⃣βグルカン(大麦やきのこ類)
3️⃣小麦デキストリン(小麦に含まれる)
4️⃣レジスタントスターチ
5️⃣セルロール(不溶性の食物繊維)
それぞれのマウスの・体重・体脂肪・エネルギーの消費量・腸内細菌の変化・短鎖脂肪酸のレベルといった項目がどう変化したかをみました。
すると、だいたいの項目で、どの食物繊維でも効果があることがわかったのですが、ただ一つの項目では、βグルカンのみがダントツに効果がありました。
それは、体重の項目でした。
この研究でわかったのは、βグルカンのみが体重増加を抑制できたということです。
βグルカンは、腸の機能を上げて免疫機能を高める効果が認められています。