朝から野菜や果物(スムージー)を摂るとシミ・シワができるって?

テレビで以前、シミ・シワを招く危険ランキング第1位が”朝の”野菜や果物等のスムージーだと指摘されたことがあるんです。(タカトシの不思議な?ランキング!なんで?)
一瞬、その時は「なんで?」と思ってしまいましたが・・・・。
実は、朝の野菜や果物等のスムージーにはソラレンと言う危険成分が含まれていたのです。実験でも驚く程の結果になっています。
Contents
なぜソラレンがシミ・シワを招くか?

出典:www.ebis-cosme.co.jp
シミ・シワを招く成分について説明されたのは聖マリアンナ医科大学の井上肇教授です。
井上肇
聖マリアンナ医科大学特任教授
・昭和60年(1985年) 星薬科大学・大学院修了
・専門/担当分野:培養表皮、PRP療法、毛髪再生医学、Chrono Therapy、Cloning of clock gene knockout mice、再生医療一般
・日本臨床薬理学会指導薬剤師・日本臨床薬理学会認定薬剤師
先生によると、野菜やフルーツには「ソラレン」という危険成分が入っているとのことです。
実はこのソラレン日焼けを起こしやすくする成分なのです。
通常、紫外線をうけると「メラニン」が分泌され、これが日焼け・シミ・シワの原因になります。
しかし、ソラレンが体内に入ると紫外線に過敏に反応し、周りのメラニン細胞が活発化するそうです。
それで、それがシミ・シワの原因になるのです。
私は今まで酵素やビタミン、抗酸化物質をタップリ含んだ野菜やフルーツを生の状態で摂れば、シミ・シワの最大の原因ーAGE化を防ぐことができると思っていたのですが。まさか”朝の”野菜や果物に危険成分が含まれているとは考えもしませんでした。
日焼け量実験で2倍以上の結果
番組では浜辺で、「今年の夏は日焼けしたい!」女性8人に集まってもらい、実際に日焼け実験をしました。
特性スムージ(野菜&フルーツ)を飲んだグループと飲んでいないグループに分けて、2時間後、日差しが強くなったところで実験を開始。
早く結果を出すために1時間太陽の下で過ごしてもらい、日焼け量を測定しました。
その結果は、スムージーを飲んでないグループの平均日焼量が2.10に対して、スムージーを飲んだグループの平均日焼量は4.26もあったのです。
驚くことに1時間で2倍以上の結果でした。
スムージー飲んだグループからは、「いつもはこんなにならない」という声も漏れてきたほどの恐ろしい結果だったのです。
肌に影響が現れるソラニンの量は、約10mgで、スムージーだとグラス2杯(約500ml)分になるとのこと。
日焼量実験では、その量だけ特性スムージーを飲んでもらい実験したのです。
ソラレンは夕方以降に摂ると良い
ソラレンの多い果物や野菜は夕方以降に摂るようにすると良いです。
なぜなら、ソラレンは摂取して2~5時間後に吸収しやすい体になるという特徴があるからです。
ソラレンを含むフルーツや野菜は、食べるタイミングが重要なのです。
朝、ソラレンを多く含むスムージーやサラダを摂ると、昼間の紫外線の影響をうけますが、夕方以降なら紫外線の影響は受けません。
また、人によっては昼間は外に出て室内にいるから関係ないと思われるかも知れませんが・・・。
実は、建物の中にいても日焼するのです。
窓から入るわずかな紫外線や、壁や床などに反射した紫外線の影響で日焼けするのです。
ソラレンを多く含む果物・野菜
果物ではグレープフルーツ、レモン、オレンジの柑橘系やいちじくとキウイ。
野菜ではセロリやパセリ、アシタバ、大葉、三つ葉、ジャガイモ、キュウリなど。
ソラレンが少ない果物・野菜
果物ではリンゴやスイカ、バナナ。
野菜では大根などの根菜類やレタス、キャベツ、かぼちゃなど。
シミ・シワを防ぐには
シミ・シワを防ぐには、ソラレンを多く含むフルーツや野菜は注意が必要ですが、それ以上に大切なことがあります。
それは、抗酸化物質を意識して摂り入れるようにすることです。
抗酸化物質とは、その名の通り酸化を防ぐ事ができる栄養素です。
この抗酸化物質は活性酸素を除去する働きがあります。
活性酸素・フリーラジカルは人体の生命維持に欠かせないものです。
しかしながら、余分な活性酸素は細胞や遺伝子にも損傷を与え、
シミやシワなどのほか、ガン(癌)、生活習慣病、老化等の原因にもなっているのです。
抗酸化物質の働きのある植物は、日光を吸収して成長しています。
日光を吸収するのは光合成が目的ですが、その分紫外線を浴びて攻撃にもさらされることになります。
そのため、植物たちには活性酸素から身を守る物質が多く含まれているのです。
私のお勧めは茶葉を丸ごと粉にした有機・無農薬のあらびき茶です。
野菜がわりに手軽に飲めます。
長芋のムチン
長芋のヌメリに含まれるムチンは、たんぱく質の分解を助ける成分です。
たんぱく質は細胞の材料となる栄養素なので、免疫力を高めるためには、毎日きちんと補給する必要があります。
たんぱく質の分解を助ける長いもは食べたい食品です。
そのほかにも多くの消化酵素を含み、食べ物の消化吸収をよくし、新陳代謝を上げるので、昔から“精がつく食べ物”といわれてきました。
最近では、抗酸化成分を含むこともわかっています。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌
免疫力を高めるためには、善玉菌であるビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えることが必要です。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内でビフィズス菌を増やす働きをし、便秘の解消にも役立ちます。
トマトのりコピン
トマトの赤い色素成分のりコピンは抗酸化力が強く、ガン細胞の成長を抑える作用もあります。
人参のβーカロテン
人参に含まれる赤い色素成分のβーカロテンは、活性酸素の害を防止します。
ブロッコリー
ブロッコリーには、抗酸化ビタミンのほか200種類ものファイトケミカルが含まれます。
納豆のイソフラボン
納豆には、イソフラボンという、胃がんを予防する成分が含まれており、これが強い抗酸化力をもっています。
体内にはいると、女性ホルモンに似た働きをし、代謝をよくする効果もあります。
また、納豆にはビタミンK2も含まれており、カルシウムが骨に沈着するのを助け、骨を丈夫にします。
梅干しのクエン酸
梅干しは昔から薬効の多い食品として知られていますが、有効成分の1つがクエン酸です。
代謝をよくすることで疲労を予防・解消し、元気な体を維持します。
にんにくの硫化アリル
にんにく特有の匂いも、硫化アリルが含まれています。
硫化アリルは加熱しないほうが、より強力に作用します。
この記事が役にたちましたら、下記のランキングバナーのクリックをお願いいたします。

まるで火の鳥❤
今日の言霊
身体を取り囲むエネルギー体(鋳型)が健康であれば身体も健康になります。逆に損傷していれば、怪我や病気などの影響が身体に現れます。運動は、実は身体を超えた次元まで影響を与えているのです。by塩じぃ