スタミナ不足や体の不調には?

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どんな時ミトコンドリアが増えるか

ミトコンドリアスイッチ

出典:u-yasuhiro.com

日本医科大学の大田成男教授によると、ミトコンドリアはエネルギーが足りないと感じた時に増えるといいます。

細胞の中でATPがなくなるとミトコンドリアを増やす仕組みが働き、酵素がモニターとなってミトコンドリアを増やすスイッチをONにするのです。

大田成男教授

出典;peraichi.com

1951年 福島県生れ。
1970年 東京大学理科Ⅱ類入学
1974年 東京大学理学部化学科卒業
1979年 東京大学大学院薬学系研究科博士課程修
1979年 群馬大学助手、講師
1981年 スイス国バーゼル大学バイオセンタ−研究所 研究員
1985年 自治医科大学講師・助教授
1994年 日本医科大学老人病研究所 教授
2003年 大学院医学研究科加齢科学系細胞生物学分野 教授 
2016年 順天堂大学大学院客員教授
2017年 日本医科大学定年退職/名誉教授
2018年 (財)日本分子状水素普及促進協会理事長

専門分野は、分子細胞生物学、ミトコンドリア学、抗加齢医学、水素医学。著書に『ミトコンドリア病』(共著)など多数。

2007年、最も権威ある科学誌「Nature Medicine」に「水素は酸素ラジカルの細胞毒性を選択的に還元することにより治療用抗酸化物質として作用する」とする論文を発表をきっかけに世界中で研究が始まり、以来その引用数は1,500報を超えている。

 

実際は、ATPがなくなるのは少ししんどいと感じる運動1分続けてからで、最低1分でもスイッチはONになります。

つまり、1分しんどい状態を保てばいいのです。

 

また大田教授によると、姿勢がいい人はミトコンドリアが多いのだそうです。

それは、姿勢を維持する筋肉にはミトコンドリアが多いからで、例えば背中をピーンと伸ばし続けてもミトコンドリアが増加するとのことです。