換気が癌・風邪・アレルギーを一気に遠ざける?

朝晩の空気が一気に冷え込み、「冬本番が来たな」と感じる日が増えてきました。その影響で、窓を開けたくない、寒いから換気は最小限にしている、外出を控えるようになったという方も多いのではないでしょうか。

実は、換気をほとんどしない家は、癌や風邪、アレルギーなど様々な体調不良の原因となってしまう可能性があります。エアコン使用中も「窓を開けるのが面倒」と部屋を閉め切ったままでは、室内の空気が徐々によどんでしまうのです。


最近の住宅は気密性が非常に高く、隙間風がほとんどありません。省エネを重視したエアコン効率優先の構造により、家の中で空気がほとんど入れ替わらなくなっています。この結果、室内にはVOC(揮発性有機化合物)が蓄積されていきます。

VOCは接着剤、塗料、建材のベニヤ板などに含まれる成分で、代表的なものがホルムアルデヒドです。この物質は遺体の腐敗を防ぐ保存液にも使われるほど強い性質を持っており、かつては家の中に虫が寄りつかないほどVOCが充満していた時代もありました。その結果起きたのがシックハウス症候群で、家に帰ると体調が悪くなるという現象の原因となっていました。

現在は規制されていますが、VOCを使わない建材は高価なため、完全にゼロにすることはできません。そのため、換気しなければ確実に蓄積されてしまいます。

換気不足が続くと、空気の質が変化し、体は知らないうちに負担を受け続けます。特に酸素の影響を受けやすい脳は、環境変化の影響が表れやすい部位です。二酸化炭素が増え酸素が減った状態が長時間続くと、脳の働きが低下し、認知症のリスク要因の一つにもなります。

さらに深刻なのは、空気が入れ替わらない状態が続くことで起こるカビの発生です。冬は乾燥しているように見えても、壁紙の裏、部屋の隅、押し入れなど見えない場所で湿気が溜まり、カビが増殖します。カビが作り出す毒素は非常に強力で、アレルギーだけでなく癌を誘発する可能性も指摘されています。

健康を維持するための換気の目安は、1時間に1回、5~10分程度です。毎日完璧に行う必要はありませんが、空気を定期的に入れ替える意識を持つだけでも室内環境は大きく改善されます。

特に効果的な換気のタイミングは3つあります。1つ目は外から帰宅した直後で、外出中ずっと閉め切っていた室内の空気を入れ替えます。2つ目は朝起きた直後で、一晩で濃縮された空気を全体換気で入れ替えます。3つ目は寝る前で、これから長時間呼吸し続ける環境を整えるために重要です。

効率的な換気を行うには、窓は対角線上に2か所開けて、部屋全体に空気が流れるようにします。ただ窓を開けるだけでも空気を入れ換えることはできますが、開け方を工夫すればより効率的に、すばやく室内の空気を入れ換えることができます。

換気は寒い時期ほどつい控えがちになりますが、毎日のちょっとした換気の積み重ねで、癌・風邪・アレルギーを遠ざける健康的な住環境を作ることができます。心だけでなく体にとっても安心できる場所にするために、換気というシンプルな習慣を日常に取り入れてみてください。


 

 

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換気をほとんどしない家は、癌や風邪、アレルギーなど様々な体調不良の原因となってしまう可能性があります。by塩じぃ