鹿児島の秘湯ー新湯温泉~混浴露天風呂がいい!

海抜920m、霧島山奥、ちょうど鹿児島側からえびの高原への一本道にでる手前の左側にあります。
赤松林に囲まれた一軒宿。宿も温泉もオンボロですが、春は山桜につつじ、秋は紅葉、冬は霧氷の花が咲く天国です。(写真は秋に撮ったものです)
新燃岳噴火前は毎週通ったこともある私お気に入りの温泉!
久しぶりの気持ちいい温泉にたっぷり浸かったら・・・・
肌はスベスベ、もう臭いはプンプン(笑
混浴露天風呂のある鹿児島の秘湯
新湯温泉は混浴露天風呂でよく若い夫婦が仲むつまじく入浴しているシーンを目にします。
私の妻などは絶対こちらには近寄ろうとはしないのですが・・・・。
下の写真は男風呂で温泉の注ぎ口は硫黄で真っ白です。
乳白色の温泉です。
私は温泉好きでいろんな温泉を楽しんでいますが、ここほど強烈な温泉は他にありません。
硫化水素泉です。
もう昔のことですが硫化水素を吸い込んだ親子が死亡した痛ましい事故も発生しています。ですから温泉場はあちこち隙間だらけで、冬は冷たい風にされされます。
多分この硫化水素泉は、噴火で一躍全国的に有名になってしまった新燃岳のマグマのエネルギーそのものだと思います。
なぜならこの鹿児島の秘湯ー新湯温泉は、新燃岳の麓にあるのですから・・・・。
毛細血管拡張効果のある秘湯!?
少量の硫化水素は人に大きな恵みを与えます。
皮膚の難病が消えるのは当然のこととして、”毛細血管が著しく拡張する効果”が九州大学で確かめられていますので、高血圧にも効果的です。
但し、高血圧の人は入浴する場合、注意が必要ですが。
私は近視がヒドくて、それに老眼が加わり、パソコン画面を見るのに非常に苦労します。
そこでこの毛細血管拡張効果に注目して、温泉の中に息が続くまで顔をつけた後、”目をパチパチ”とするのです。
そうすると目の調子が良くなります。
一時は鹿児島市内から毎週のように通っていた時期もありました。
それからもうひとつの特徴は、温泉から上がったときの気分が最高だということです。膚もスベスベになります。
問題点もあります。
それは硫黄のにおいが、皮膚や下着に染み付くのです。すぐに新湯温泉にお行ったことが妻にバレてしまうのです。