鉄分が不足すると貧血で体の疲れが取れなくなる!
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若い女性が疲れがとれない時は
貧血は特に若い女性に見られることが多く、日々の疲労感の主な原因となることがあります。
若い女性の場合は、疲れがとれない時は、まず貧血を疑ってみる必要があります。
なぜなら、貧血は若い女性に多くみられる病気の1つだからです。
貧血とは、血液中の赤血球や、赤血球に含まれるヘモグロビン(血色素)の量が不足した状態です。
<貧血診断基準>
・男性:13g/dl ・女性:12g/dl
貧血診断基準値を下回ると、酸素を全身へと運ぶ能力が低下してしまいます。
それで、貧血になると、そのぶん全身へ血液を送り出そうと心臓の負担が増えてしまいます。
このまま放っておくと、心臓の働きにも無理が生じて機能が低下し、最後には心不全に至ってしまう恐れがあります。
貧血はよくある病気ですが、命に関わる重大な病気なのです。
症状としては、からだがだるく、疲れやすくなったり、顔色が悪くなったりします。
また、体は全身に運ばれる酸素の量を少しでも増やそうとするので、呼吸の数が増えることで息切れを感じたり、心臓の拍動の数が増えることで動悸を感じたりします。
貧血がひどい時には、歩くのもつらいぐらいフラフラすることもあり、日常生活にも支障をきたします。