経済的困窮のシワ寄せで日本の肥満もアメリカなみになった?

「所得が低いと肥満になる」、そんな結果がわかったのが厚生労働省の平成22年国民健康・栄養調査です。
でも、これは昔話しではありません。
オミクロン株対応の失敗で経済はますます困窮し、これに拍車をかけているのです。日本の肥満はアメリカなみになりつつあるのです。
あなたはどう感じておられますか?
国民健康・栄養調査より
国民健康・栄養調査によると「世帯の所得が600万円以上の世帯員と比べて、200万円未満、200万円以上~600万円未満の世帯員は、女性の肥満者、朝食欠食者、運動習慣のない者、現在習慣的に喫煙している者の割合が高く、野菜の摂取量が少なかった」となっています。
男性の肥満は、所得とは関連がみられなかったとのことです。
この点について厚生労働省は、「所得が低いほどバランスのいい食事がとれず、健康への配慮ができていないのでは」と分析しており、25年度から始まる「次期健康づくり計画」で格差縮小を図る施策を打ち出す方針です。
日本の肥満もアメリカ並みになった?
この厚生労働省の平成22年国民健康・栄養調査で感じたことは、日本は肥満においてもアメリカ並みになったなという感じです。
アメリカに行けば、見た目で「所得が低いと肥満になる」という状況がわかります。
それは高級ショッピングセンターではスリムな人が目立つのに対し、所得が低い地域にあるショッピングセンターでは肥満の人が目立つからです。

出典:youpouch.com
現代の日本の社会では、安い加工食品が溢れています。
お金に余裕がないとどうしても加工食品中心の食生活なってしまい、忙しくて朝食を食べなかったり、野菜不足になってしまってしまいます。
それで、結果として肥満になってしまうのではないかと思われます。
しかも男性の肥満に所得との関係が見られなかったということから推察すると、厳しい所得の幸せは家庭を守る女性がしわ寄せを受けていると言えます。
肥満は生活習慣病の大敵
肥満は生活習慣病の大敵です。
肥満者は、高血圧や糖尿病に罹っている人が多く、現代社会の問題点の多くが貧乏人にしわ寄せがきているような気がします。
それに加えて所得に余裕がないと、忙しいばかりで高血圧や糖尿病をそのまま放置しがちなので、恐ろしい合併症を引き起こしているのではと懸念されます。
是非、貧乏人にしわ寄せがくるような制度は見直して欲しいです。
「アベノミックス」によって景気がよくなり、国民所得も向上できるような宣伝が盛んに流布されてきましたが、オミクロン株対策で経済はメタメタになりつつあります。
調べて見たら、次のような記事もありました。
興味のある人は読んでみてください。
「老後資金2000万円不足」も昔話し?
「老後資金が2000万円足りない」という金融庁の金融審議会による報告書を、当時の麻生太郎財務大臣・金融担当大臣が受け取らないと発言しましたが、これは前代未聞のできごとです。
そもそも金融庁の報告書を批判するのは筋違いもいいところです。
なぜなら、老後の本当の実態は「年金+2000万円」でも安泰しないからです。
でも、オミクロン株の影響が経済にも及んできており、こういう話ももうとっくの昔話しになったような気がしています。
もう年金で、老後生活を計画すること事態が無理な話しになってきました。
どうしたらいいか、次のような記事も役にたつのではないかと思います。
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