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長生きの極意は長生きホルモンと遺伝子が担っていた!

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長生き遺伝子のスイッチをオンにするには

出典:fufufu.rohto.co.jp

長生き遺伝子のスイッチをオンにするためには、適切な生活習慣が不可欠です。

日常的に活動的であること、健康的な食生活を心がけること、そして心身のストレスを適切に管理することが、長生き遺伝子を活性化する鍵となります。

これにより、老化のプロセスを遅らせ、より健康で活動的な長寿を実現することができるのです。

 

医学博士 順天堂大学大学院医学研究科 加齢制御医学講座の白澤卓二教授によると、長生き遺伝子がスイッチオンになると、老化のプロセスを遅らせて細胞の若さを保つことができるといいます。

白澤 卓二 (しらさわ たくじ) プロフィール

1958年、神奈川県生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。寿命制御遺伝子の分子遺伝学やアルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究が専門。日本抗加齢(アンチエイジング)医学会理事。テレビの健康番組や雑誌、書籍などでの老化防止対策のわかりやすい解説に定評がある。著書多数。近著に『食べ物を変えれば認知症は防げる』(宝島社新書)、『糖質はいらない』(幻冬舎ルネッサンス新書)などがある。

長生き遺伝子のイッチをオンにするには、・食事を腹七分目(空腹感)にして老化を防ぐ栄養成分を補給する。・定期的に軽い運動をする。

長生きしようと思えば、老化を防ぐ栄養成分は欠かせません。現代社会においては、様々な栄養成分を含んだサプリメントがありますから、意識すれば栄養成分の補給は可能ですが、運動はそういうわけにはいけません。運動が苦手な方でも、いつまでも元気に長生きしようと思えば、激しい運動をする必要はありませんが、少なくともこまめに体を動かすように習慣化する必要があります。

意識して体を動かすようにすれば、筋肉の衰えを防ぐことができますので、寝たきりになりません。ウォーキングなどの軽い運動を心がけるだけでも、毛細血管が増え、血流がよくなりますので、生活習慣病を防ぐことができます。また、運動を心がけることによって、気分転換にもなり、さまざまなホルモンの分泌を促します。その結果、若返り、ボケ防止にもなります。