朝、”目がかすむ、疲れる、見えない”・・・ブルーライトの影響も!

朝突然、目がかすむ、ぼやける、見えないというのははとほんと焦りますね!
また、スマホやパソコンのやり過ぎで、目の疲れや睡眠障害に悩んでいる人も急増しています。
そこで、目の不調の原因やスマホやパソコンのブルーライトの影響について考えてみました。
Contents
目の不調に悩んでいたら?
私のように朝目が見えなくなるのは別として、「目がかすむ」「遠くのものがぼやける」「最近、新聞の字が読みづらくなった」「すぐに目が疲れる」といった目の不調に悩んでいる方は多いと思います。


そんな場合は、①ドライアイになっていないか?②全身の血流が悪くなっていないか?③病気が隠れていないか?という3つの点から考えると良いです。
ドライアイになっていないか?
ドライアイは涙の量が不足したり、涙の蒸発量が増加することで、目の表面に傷がついたり、ウィルスや細菌に感染しやすくなったりする病気です。
目がかすんだりする他、疲れやすい、ゴロゴロする、ショボショボする、白っぽい目やにが出たりする場合は、まずドライアイを疑ってみましょう。
主な原因は、エアコン使用による室内の乾燥、パソコンやスマホのやり過ぎ、コンタクトレンズなどです。
日本国内でのドライアイ患者数は増えており、2200万人とも言われています。
そのまま放置していると、知らないところで症状が悪化し、合併症を引き起こすこともありますので、早めに眼科医院で治療しましょう。
全身の血流が悪くなっていないか?
本部千博先生(ほんべ眼科院長)は壮快という雑誌に、「目の不調は全身の血流が悪くなっているサイン」と書いておられます。
私たちの眼球は、だいたい、ピンポン玉ぐらいの大きさです。当然、そこには細い血管しか通っていません。そのため全身の血流が悪化すると、目の末端まで血液がじゅうぶんに行き渡らなくなります、
血管は、酸素や栄養素を送る管のようなものです。それらが届かなくなるなることで、さまざまな目の障害が引き起こされるのです。逆にいえば目の不調を感じたら、それは全身の血流が悪くなっているサインといえるでしょう。
そして血流を悪化させる大きな要因のひとつとして、脂肪分の摂り過ぎ、なかでもマーガリンやショートニングは問題が多いと指摘されていました。
本部先生お薦めのエゴマ納豆
先生によると、納豆にエゴマ油を小さじ1杯かけた「エゴマ納豆」は、目の血流を改善し、視神経の働きを高めるそうです。
それでエゴマ納豆で老眼、近視、疲れ目を撃退するとのことです。
エゴマ油はオメガ3系と呼ばれる油です。
エゴマ油を摂れば、血液がサラサラになり、血流が改善し、網膜や視神経の細胞も元気になるんです。
さらに脳を活性化するので、脳から視神経への伝達もスムースになるから、近視や老眼、疲れ目などの改善が期待できるのです。
納豆に含まれるビタミンB2は脂質の代謝を助けて、動脈硬化を防いでくれるので、網膜の血管を健康に保つことに役立つのです。
さらにビタミンB2は目の表面にある角膜や結膜の代謝をよくして、傷を治すので、眼精疲労や目の充血の改善にも欠かせない栄養素といえます。
病気が隠れていないか?
病気のサインとしては、「白内障」や「緑内障」、「糖尿病網膜症」などが考えられます。
白内障は目のレンズにあたる水晶体が濁ってくる病気です。
それに対して、緑内障は眼圧が高いことなどが原因で目の神経が損傷し、その結果視野の狭窄をきたし、最終的には失明する病気です。
そして、成人が失明する原因の1位が糖尿病網膜症です。
糖尿病網膜症とは?
「ある日、突然目が見えなくなる」、こういったことが起こる可能性のあるのが、糖尿病網膜症です。
徐々に目が見えなくなるのではなく、突然見えなくなるのです。
目の底にある網膜の血管に障害が起こる病気です。
症状が進むと、目の前に蚊が飛んでるような感じがします。視力が弱まり、中には失明する場合もあります。また、白内障になる人も多いといわれています。
網膜症は、眼底部分の細い血管が切れることで起こります。徐々に出血が始まった段階では、ほとんど自覚症状がありません。また、症状が軽いうちは新しい血管がバイパスとして作られます。
こうして出血が徐々に広がり、視神経に関係する部分に及んだときに「突然、見えなくなった」という状態に陥るのです。
網膜症4つの段階
網膜症は次の4段階で進行します。
<第1段階:正常>
正常ならいいと思わず、糖尿病の人は年に一度は眼科の検診を受けましょう。ほかの合併症と同様に網膜症も10年近い時間をかけて進行します。
<第2段階:単純網膜症>
細い血管に点状の出血や斑点が現われます。この段階で発見できれば、治る可能性があります。
<第3段階:増殖前網膜症>
出血や斑点が多くなってきます。この段階でも自覚症状はありません。レーザー治療が必要です。
<最終段階:増殖網膜症>
細い血管が詰まり、破裂を起こします。最悪の場合は網膜が破れ、失明してしまいます。
ブルーライトの体に及ぼす影響とは?
あなたは最近、目が疲れることはありませんか?
あなたのその目の疲れ!
パソコンやスマホのブルーライトの影響かも知れませんよ!
ブルーライトとは、目で見ることができる波長の中で波長が380~495nm(ナノメートル)の可視光線のことをいいます。
この数字は紫外線よりも少し弱めの光なのです。
だから紫外線と同様、様々な悪影響が心配されるんです。
普通の光だったら角膜や水晶体が光を吸収してくれますが、ブルーライトは網膜まで届いてしまうのです。
それほど波長が短く強いエネルギーを持っているのです。
そんなブルーライトがパソコンやスマホには多く含まれているんです。
網膜を刺激するのですから目への負担が大きく、目が疲れるのは当然なのです。
でも影響で一番心配なのは、「メラトニン」という成長ホルモンへの影響です。
ブルーライトを浴びると体内時計が狂う
朝、太陽光を浴びるとすっきり目覚め、夜になって暗くなると眠くなるのは、メラトニンという成長ホルモンの働きによるものです。
実はメラトニンは、ブルーライトを長時間浴びると分泌が減ってしまうのです。
夜、ブルーライトを浴びることで、体内時計が狂ってしまうことが、実験でわかっているのです。
これは夜、あまりパソコンやスマホに夢中になり過ぎると、生活リズムが狂ってしまうことからもわかりますよね!
体内時計が狂ってしまうと、睡眠障害だけではなく、肥満や癌、鬱などへの影響も心配されているのです。
パソコンやスマホの普及スピードにブルーライトの研究が追いついていないので、健康への影響がまだハッキリしていませんが、影響が出てからでは手遅れです。
日本ではまだですが、ドイツではブルーライト使用のガイドラインまでできて3いるのです。
ブルーライトをカットする方法
ブルーライトをカットする方法としては、メガネやフィルムなどが出まわっています。
メガネについては、Youtubeの動画でも覗いてみましたが、白だった画面が茶色っぽくなって、少し文字が見にくくなる感じでした。
でもいろいろと探しまわっているうちにいいものを見つけてしまいました。
どういうソフトかと言うとパソコンから出ているブルーライトを自動的にカットしてくれる、簡単でシンプルなものです。
しかも、夜に暖かく、日中は太陽の光のようにディスプレイが画面が設定してあるのです。
メガネやフィルムなど買うものではありません。
タダですが、これがなかなか良いのです。
一度f.luxを使った後に、ブルーライトをONにすると目が痛く感じます。
結構悪い影響を受けていたようです・・・