更年期障害は本人しか分からない医者泣かせの病気!
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更年期障害の不安や恐怖を取り除くには
更年期障害を乗り越えるには、まずはその症状を家族や周囲の人々に理解してもらうことが重要です。
そして、ポジティブな言葉遣いを心がけることで、心の持ち方が変わり、症状の軽減につながることもあるのです。
NHKあさイチでは、更年期障害で悩む女性の4つの不安や恐怖について取り上げていました。
1.美しくなくなる恐怖・・・
2.人と会いたくない!友達より格下
3.悩み拍車!夫の無理解
4.うつうつ・イライラ~主婦失格!?
これを読むと、更年期障害で悩む不安や恐怖は言葉次第(考え方次第)でよくなることがわかります。
【美しくなくなる恐怖・・・】
あさイチのアンケートでは、85%の人が「美しくなくなる恐怖」があるというから驚きです。
やはり女性にとっては、年をとっても周りからいつまでも「きれい」「かわいい」と思われたいんでしょうね!
”女性として終末期を迎える気がします””寂しい”というのが本音のようです。今日、友達から”お前の母さん、父さんよりとし上?””太っていて、顔にボツボツが多い”と言われたと、中学生の息子から聞かされたら、やはりショックですよね!
<ラクになるヒント>
40代、50代、それぞれの美しさがあります。
若い時と比べると、自分がすごく醜くなったと思うのでしょうが、それは錯覚なんです。
更年期は新しい年を迎える時期だと理解して、元気溌剌と過ごすようにすれば、逆に年とってからの魅力が出て来るんではないでしょうか?
【人と会いたくない!友達より格下】
更年期になってから体が疲れやすく、横になりがちな人がいます。
依然の自分から見たら、そうした姿は許せないんでしょうが、それはホルモンのせいなんです。
決して、あなたのせいではないんです。
特に、同年代の元気な人と自分を比べると、自分がひとつ下になったようなランクが下った感じがするのでしょうが・・・。
そんなことは全くないです。
そんな罠にはまってしまうと、人と会いたくなくなり、ついには自分の存在を否定するような考えになってしまい、自殺する人もいますから、要注意です。
<ラクになるヒント>
とにかく5分でも7分でもいいから外に出て、体を動かすことです。
人に合う用事を意識して作る、ブログで今自分が何をしているか書くのも良いんじゃないかと思います。
家に閉じこもって、自分の気持ちばかり考えていたらドンドン悪くなってしまいますよ!
人の目だけ気にしてもいけません。
他人とあなたは同じではないのですから、症状も人それぞれなんですから・・・・
【悩み拍車!夫の無理解】
”隣の奥さん、最近ダイエットに成功したらしいよ”
”負けちゃったね!”
更年期で悩んでいる妻に、こんなこと言っては絶対にいけませんね!
でも、あんまり夫には期待しない方がいいですよ!
冒頭でも述べたように、あなたの不安や恐怖は、男には理解できないんですから。
あなたが怒りをぶちまけても、あなたの更年期障害がますますヒドクなるばかりです。
ただ、やりようによっては、あなたの不安や恐怖をじっくりと、聴いてもらうことはできるかも知れませんね。
【うつうつ・イライラ~主婦失格!?】
次のようになってしまったら、生真面目なあなたは主婦失格と思ってしまうかも知れません。
”掃除とか洗濯とか全部終わらせたら張っていたものが緩んで力が抜けちゃう””最近は夕飯を作るのに、冷蔵庫を開けても考えるのがおっくうになってきた”そして、”いつもは子供のやることがそれはど気にならなかったのに、怒りを抑えきれずに、当たり散らしてしまう””自分が自分でなくなる情けない姿に、涙がでてくる”
でも、これはあなたが悪いんじゃないんです。
あなたのホルモンがあなたをイライラさせ、鬱々にさせているのです。
しかも、今の状態は永遠には続かないのです。
<ラクになるヒント>
イライラしたり、うつうつになるのは、ホルモンのせいだと家族に理解してもらうことが大切です。