現代社会は過酸化脂質を過剰に摂ってしまいやすい!

現代社会は恐ろしい過酸化脂質を過剰に摂ってしまいやすいです。
なぜなら、多くの食品に原因となる油が入っているからです。それに現代では欠かせない冷蔵庫が過酸化脂質の大きな原因になっているからです。
過酸化脂質とは?
過酸化脂質は不飽和脂肪酸(特に、リノール酸、アラキドン酸、リノレイン酸など)が、活性酸素によって酸化されたものの総称です。
つまり、サビた古い油だと考えるとわかりやすいです。
この過酸化脂質が恐いのは、動脈硬化を助長することです。
過酸化脂質は、血管の内膜にある内皮細胞を傷つけてしまうのです。
過酸化脂質が蓄積すると、動脈硬化だけではありません。
糖尿病や、痴呆・癌などの様々な病気の原因となるのです。
肌に関しても、特に、メラニン色素が変質することが知られており、
そのため、しつこいシミになってしまいがちなのです。

出典:female-hormone.info
過酸化脂質の影響を受けやすい現代社会
過酸化脂質を作る原因としては、ストレスや 喫煙、大気汚染、残留農薬、紫外線などの影響が考えられます。
それだけならまだいいのですが、実はこの過酸化脂質、口から過剰にとってしまいやすいのです。
カップ麺にカップスープなどインスタント食品です。
特に油で揚げたフライ麺には注意が必要です。
でも、もっと身近なところに問題が潜んでいます。
それは家庭の冷蔵庫です。
たとえば、食品を冷蔵庫に入れて冷凍保存しておくと、その食品中の不飽和脂肪酸が酸化されます。
そのため過酸化脂質が増えてきます。
1ケ月の冷凍保存によって、食品中の過酸化脂質は十倍にまで跳ね上がるという実験結果もあります。
このように現代生活は恐ろしい過酸化脂質を過剰にとってしまいやすいのです。
過酸化脂質を減らすには
蓄積した過酸化脂質を減らすにはビタミンB2を摂るのがいいみたいです。
それはビタミンB2が過酸化脂質の分解に関わっていることがわかっているからです。
ビタミンB2は肉類や魚類などに多く含まれています。
肉類なら牛レバーがいいです。
魚類ではキャビアやからすみ、たらこやイクラなど、卵や卵巣を使った食品に多く含まれます。
他にもどじょうやウナギ、ズワイガニや魚肉ソーセージなどにも多く含まれます。
また、私が特にオススメしたいのが日本山人参(ヒュウガトウキ)という薬草です。
動脈硬化にすぐれた効果があるのです。
それだけではなく、ヒュウガトウキには過酸化脂質による肝障害を予防する働きもあるようです。
過酸化脂質による肝障害を予防するヒュウガトウキ
これについては水野修一著「不老長寿の神草ヒュウガトウキ」より抜粋したものです。
まずトウモロコシ油を180度で加熱しながら酸素を約1時間吹き込みつづけます。すると、トウモロコシ油の中の過酸化脂質が約10倍に増えます。この過酸化脂質を大量に含む油を、ネズミに3mlづつ11日間飲ませます。
その結果、肝障害を起こすと上昇する血液中のGOT、GPTの値が明らかに上昇し、肝臓に過酸化脂質やコレステロールが増加してきます。脂肪肝といわれる肝障害が発現してくるのです。
このときヒュウガトウキを、体重1kgあたり100~200mg投与すると、血清GOTの低下傾向や、肝臓に付着した過酸化脂質とコレステロールの低下が起こります。この実験からは、過酸化脂質による肝障害をヒュウガトウキが予防すると考えられるのです。
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