全てを捨てたら3回連続で不思議体験をした!

私は50代初めの頃、3回連続で不思議体験をしたことがあります。
その時は、私に引き寄せの法則が働いて、不思議体験をしたとばかり思っていました。

不思議体験
でも、今考えて見ると、私の強い意識が引寄せたのではなかったのです。
全く逆だったのです。
私が今まで必死の思いで築いてきた地位や感情を全て捨て去ったから、不思議体験をしたのです。
私が強い意志だと思っていたのは勘違いだったのです。本当の意志ではなかったのです。とにかく現状のこだわりを全て捨て去ったら、不思議体験をしたのです。
下記のYutube動画を見て頂ければ、もっとカンタンに不思議体験することができます。
私の不思議体験とは?
私の定年退職前の人生を振り返ってみると、不思議体験としかいいようがない出来事が3つあります。
それも、ある時期に集中していました。
それは、私が目に見えぬ仕事の圧力をヒシヒシと身体中に感じていた時でした。
もうその時は、ストレスが溜まりに溜まり、心もくじけそうになっていました。
でもある日突然なぜか、”もうこんな惨めな気持ちで仕事するのは止めよう” ”辞めさせられたって構わない”と、開き直ってしまったのです。
つまり、私はこの時、今まで必死の思いで築いてきた地位や感情を全て捨て去ったのです。
そして、私の心の奥底から湧きあがってきた意識だけに集中(中今)したのです。
そうしたら不思議、私の意志を実現してくれる人が向こうから目の前に現れたのです。
その1~「生ごみ処理循環型仕組みづくり」
「生ごみ処理の循環型の仕組みづくり」での体験は、今でも忘れることができない最も強烈な思い出です。
当初、この夢を抱いたとき、この実現には最低でも5年はかかると覚悟を決めていました。
それが他人さえ不思議に思うほど、あっという間に実現してしまったのです。それも無料で・・・。
私が稟議書を出したときのトップのあのひとことが今でも頭に焼き付いています。
“なんでおまえは環境担当になったばかりなのに、そんな提案ができるのだ?”と…。
詳しいことは省きますが、それは私の夢を実現できるという人が向こうからやってきたから実現できたのです。
実現できたのは1999年の6月のことでしたので、当時はマスコミでも大きく取り上げられました。
いま考えると、これは不思議な体験としか言いようがありません。
その2~「環境ISO認証取得」
「環境ISO認証取得」をめざす過程でも生ごみ処理と同様の体験をしました。
またまた願ってもない協力者が向こうから現れたのです。
そしてこの人との出会いがさらなる出会いを呼び、環境、品質、労働安全衛生などの国際規格に基づいた統合マネジメントシステムの構築まで突き進んでしまったのです。
出世コースからは、完全に脱落してしまいましたが、やり遂げたという充実感は今でも残っています。人生というのは必ずしも地位や名誉、お金ではないと思います。充実感や幸せ感の伴わない人生ほど空しいものはないです。
これも不思議としか言いようがない体験です。
もしあそこに泊っていなければ?
そして今私が栽培に取り組んでいる薬草でも不思議なものを感じました。
退職前のことですが、偶然にも神草とも言われる薬草をある人に紹介され、その魅力にとりつかれてしまいました。
生ごみの堆肥化処理や環境ISOを体験した私は、自分で栽培から販売までの、農業を核にした循環型仕組みを実現したいという夢へと大きく思いを膨らませていました。
わずかの情報をたよりに正月、その薬草がが今でも自生しているという宮崎県の高千穂町に向かいました。そして、近辺を車で走り回りましたが、手がかりは全くありません。
あたりは闇に包まれつつあるのに、泊れる宿さえもありません。やっとの思いで探し出したのはなんと古ぼけた素泊まり旅館・・・。それはもうひどいところでした。いたたまれなくなり夜が明ける前にそこを飛び出しました。そのときふと閃いて向かったのが雲海の名所として知られている国見ケ丘…。そこから見下ろした霞がかかった情景は、今まで私が見たこともない神秘的なものでした。やはり神が降りたという伝説の山です。
そうこうしている内に夜も東の空から白じみ、すっかり明けて、一軒あった茶屋が開きました。
凍え切った体を温めようと茶屋に入り、そこで茶屋の娘さんにヒュウガトウキのことについて尋ねてみたのですが、知らないという返事。
念のため再度、日本山人参とも言うのですがと言ったら、その人が“そう言えば、私の友達がそのような話しをしていた”と言うのです。
そうして私は、偶然と偶然が重なって日本山人参(ヒュウガトウキ)という薬草の苗を手に入れることができたのです。
これが、今現在、私が自分の使命としてやっている薬草の普及活動のスタートです。