ステロイド剤を効果的に止めるには
アトピーや気管支喘息、リウマチなどの症状が悪化した場合、ステロイド剤はよく使用されます。
ステロイド剤は強力な抗炎症薬であり、症状を迅速に改善します。
ところが、ステロイド剤は副作用も多く、長期間の使用はさまざまな問題を引き起こします。
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ステロイド剤の副作用
私自身も潰瘍性大腸炎という難病を患い、ステロイド剤を使用しましたが、副作用に悩まされました。
手がこわばったり、声がかれる等の症状が出たこともあります。
私の病気以外では、ステロイド剤の副作用としては、主に次のようなものがあります。
アトピーの場合
アトピー等のステロイド外用剤の副作用としては、毛細血管拡張、塗った場所が赤くなる、皮膚の萎縮、にきび、赤ら顔、ウィルス感染などが挙げられます。
リウマチの場合
リウマチの副作用としては、ムーンフェイス(顔が満月のようにむくむ)や赤ら顔、皮膚が薄くなる、肥満や食欲不振、多汗、不眠、倦怠感、生理不順などが挙げられます。
気管支喘息の場合
気管支喘息の副作用としては、高血圧や肥満、骨粗しょう症、低身長などが挙げられます。
また、投入方法が吸入であっても、しわがれ声になったり、口腔カンジダといった副作用がでることもあります。