倒れる多くの人がやってる入浴事故!
急に寒くなったら入浴事故に注意が必要です。多くの人が何気なく行っている入浴習慣が、実は命に関わる危険を招いているかもしれません。
入浴事故の原因として最も多いのが、急激な温度変化による血圧の乱高下です。暖房の効いた部屋から寒い脱衣所へ移動し、その後熱いお湯に浸かる。この一連の動作で、血圧は短時間のうちに激しく上下動を繰り返します。
特に危険なのは、42℃以上の熱いお湯への入浴です。熱いお湯に触れた瞬間、体は防御反応として血管を急激に収縮させ、血圧が一気に上昇します。この時の血圧上昇は、普段の1.5倍から2倍にも達することがあり、血管への負担は計り知れません。
================
ヒートショックとは?
================
_______________________
急激な温度変化によって
血圧が大きく上下し、
体に強い負担がかかる現象
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
です。
一方、40℃前後のぬるめのお湯では血管が自然に拡張し、血圧は緩やかに下降します。しかし、この状態から急に立ち上がったり、寒い脱衣所に出たりすると、今度は血圧が急降下し、めまいや失神を引き起こす可能性があります。
高齢者や血圧の高い人は特に注意が必要です。加齢により血管の弾力性が低下しているため、急激な血圧変動に対応できず、脳卒中や心筋梗塞といった重篤な事態を招くリスクが高まります。実際、入浴中の事故死者数は年間約19,000人に上り、その多くが65歳以上の高齢者です。
冬の露天風呂は確かに魅力的ですが、温度差が極端に大きくなるため、入浴事故のリスクも格段に高くなります。景色の美しさに心を奪われがちですが、安全対策を怠ると取り返しのつかない事態になりかねません。
小型のヒーターやお湯を浴室の床にまくなどして、温度差を最小限に抑えましょう。お湯の温度は40℃程度に設定し、入浴前には必ずかけ湯で体を慣らします。
また、入浴前後の水分補給も欠かせません。脱水状態では血液がドロドロになり、血圧変動がより危険になります。コップ1杯程度の水分を入浴前後に摂取する習慣をつけてください。
入浴時間も重要な要素です。長時間の入浴は体温を過度に上昇させ、血圧の急激な変動を招きます。10分程度を目安に、体調に応じて調整することが大切です。
家族がいる場合は、入浴中の声かけも有効な安全対策となります。特に高齢者の場合、定期的に声をかけることで異常の早期発見につながります。
急に寒くなったら入浴事故に注意するという意識を持ち、これらの対策を実践することで、安全で快適な入浴を楽しむことができるでしょう。
Contents
冬の露天風呂は危ない
出典:www.premium-j.jp
冬の露天風呂といったら、やはり雪見のできる露天風呂です。
でも、こういった雪見のできる露天風呂ほど危険なものはないのです。
それはなぜか?
急増する入浴事故
入浴事故の年間死亡者数は17000人で、12月~2月の寒い時期に急増します。
どうして入浴者が、死亡するのか?
それは急激に血圧が変化するからです。
急激に血圧が変化すると
特に寒い日は、脱衣室はかなり冷え込んでいます。
血管が縮むため、上図のようにかなり血圧が上がります。
そしてお風呂に入るとさらに血圧は上がります。
これで溺死する可能性はないですが、問題はそのままお風呂に入っていると体が温まり、今度は血圧が急激に下がってしますのです。
急激に血圧が下がると、意識障害や失神を招き、そのまま溺れて亡くなってしまう危険性が高いのです。
室内でさえ血圧は急激に変化するのです。
ましてや雪見のできる冬の露天風呂は危険極まりないです。