高血圧の人の血圧が「150から120」になった方法とは?
高血圧と言えば、単なる日常の不調ではなく、深刻な健康問題へと発展する可能性を秘めています。
その最たるものが動脈硬化です。
そんな厄介な高血圧がシンプルな運動で、血圧が「150から120」へと大幅に下げる効果があることが明らかになったというのです。
その運動とは、「8秒ジャンプ」です。
これは、愛媛大学附属病院の伊賀瀬さんが推奨する方法で、科学的根拠に基づいた効果的な高血圧対策です。
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すばらしい威力の「8秒ジャンプ」
「8秒ジャンプ」とは、8秒間で合計16回のジャンプを行う運動です。
これを1セットとし、数セットを1日に分けて行います。
1秒間に2回を目安に8秒間、合計16回、リズムよくジャンプします。できない人は1秒間に1回程度でも問題ありません。無理のないスピードでやってみてください。高さは、床から少し離れる程度で十分です。
伊賀瀬さん自身もこの方法で血圧を下げた経験があり、患者さんにも効果を実感してもらっているそうです。
伊賀瀬さんが言うには、患者さんに最高血圧が150、最低血圧が70で高血圧と診断された75歳の男性がいとそうです。そこで8秒ジャンプをおすすめしたところ、最初は思うように跳べなかったようですが、徐々に跳べる回数が増え、それにともなって血圧が下がったそうです。半年後にお会いしたときには、最高血圧が120、最低血圧が60まで下がっていたそうです。
「脳への適度な衝撃」は、かくも効果がある―最新の医学の知見にもとづいた、まったく新しい高血圧対策だそうです。
運動を始める前には、医師の診断を受け、運動制限がないかを確認することが重要です。
特に心臓病や腎臓病をお持ちの方は、ジャンプ運動を避けるべきです。
また、血圧が不安定になりやすい起床直後や就寝前は避けた方が良いでしょう。
この「8秒ジャンプ」は、高血圧を改善するための新しいアプローチとして注目されています。
日常生活に取り入れやすく、継続しやすい運動なので、高血圧にお悩みの方はぜひ試してみてください。
短時間でできるため、忙しい方にもおすすめできます。
健康な生活を送るために、今日から「8秒ジャンプ」を始めてみませんか?
ジャンプでひとつ思い出したことがあります。
それはマサイ族の戦士がジャンプをしている姿です。
マサイ族はケニア南部からタンザニア北部一帯に住んでいる放牧民族です。
マサイ族は昔からジャンプの効果を知っていたようです。
おそらくマサイ族にとっては、このジャンプは自然で生きていくのには欠かせないものであったなかも知れません。