殿中などのツボ押しで冷えのぼせも改善!
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殿中などのツボを押したら・・・
NHKの番組でも放映されたのですが、殿中、築賓、八風というツボを押したら冷え症が驚くほど改善したとありました。
即効性もありました。硬くなったお尻とふくらはぎの筋肉も若返ったというのです。
伊藤剛先生によると、3つのツボをじっくり丁寧にほぐして上げれば、厄介な 下半身型冷え症も改善できるといいます。
伊藤剛先生
北里大学東洋医学総合研究所で冷えの研究に従事。
東洋医学(漢方と鍼灸)と西洋医学の両面より、冷え、自律神経疾患、消化器疾患などさまざまな体の不調を研究・治療する。
度重なる怪我や病気を経て仕事に復帰し、周囲から「不死鳥」と呼ばれる。
これも自ら実践している東洋医学のおかげと語る。
実際、NHK番組で紹介された下半身冷え症(冷えのぼせ)の方3人もすぐにその効果が現れました。
臀中(でんちゅう)
臀中は左右のお尻の少し上側にあるツボです。
自分でほぐすことは難しいので、軟式野球のボールを使って行います。
①仰向けに寝た状態でヒザを立てる。
②ボールをお尻の下へ。
③痛みのある凝っている場所を探す。
④ツボが見つかったら、腰を左右に動かしマッサージする。
⑤目安は1つのツボを30秒ほど。
臀中を押すと、足の冷えのほか、座骨神経痛や足の筋肉がこわばって動きが悪いときなどに有効です。
また、梨状筋を柔らかくするには下のYutube動画も参考になります。
築賓(ちくひん)
築賓は、足のふくらはぎの内側にあるツボです。
くるぶしと膝の関節を線で結んだ時、下から3分の1ほどの場所にあります。
頸骨という骨の下側あたりです。
ハンコを押す時ぐらいの力で押します。
ふくらはぎをつかむように押すと、より効果的です。
「5秒押してゆるめる」を1セットとして、これを左右5セットずつ行います。
築賓は、下半身の血流を改善してくれるツボです。足の冷えだけでなく、脚のむくみ・疲れなどにも効果があります。
八風(はちふう)
八風は、足の指の付け根、左右それぞれ4か所に存在しているツボです。
手で足の指を足の裏側に向けて強く曲げるだけです。
この状態を5秒間キープし、5秒たったら、パッと手を離します。
これを1セットとし、左右5セットずつ行えばOKです。
これを行なうと、足先の末梢血管の血流が回復します。