殿中等のツボ押しで冷えはもちろん冷えのぼせも改善!
Contents
冷えのぼせの原因は異常な温度差
冷えのぼせになると、頭はのぼせて手足は冷たくなります。
原因は、身体の中で起きる異常な温度差です。
NHK番組で3人の冷え症の方を調べたら、冷え症でない方の頭とつま先の温度差が6.4℃に対し、冷え症の方の温度差は14℃、11.8℃、10℃もありました。それで、足湯をすると症状は改善するどころか悪化して、下半身冷え症の「負のスパイラル」に陥ってしまうのです。
普通、温かい血液は下半身へ向かいます。
ところが、下半身型冷え症の人は足の血流が悪いため、温かい血液は上半身へ集まってしまいます。
それで、下半身は冷たいのに上半身は熱いという「冷えのぼせ」という状態に陥るのです。
上半身は「のぼせ」状態で、ただでさえ熱がこもっているのに、さらに足湯で過剰に上半身が暖められて、冷房をつけてしまったことにより、更なる悪循環が始まったのです。
つまり、冷房をつける→下半身が冷える→足元を温める→上半身が熱くなる→・・・という最悪のスパイラルに陥ってしまったのです。
こういう場合は足元を温めたら逆効果になるんですね!
殿中、築賓、八風のツボ押しが最適です。
神尾僚子さんの症例から
ある事が原因で30代、40代以降に下半身型冷え症(冷えのぼせ)になる方が大勢います。
神尾僚子さん(37歳)は、従来あった内蔵型冷え症に加えて、30歳を超えた頃から、下半身型冷え症(冷えのぼせ)の混合型の冷え症へと変化していき、20年以上もひどい冷え症に苦しんできました。
そして、バケツにお湯を入れ足湯で冷えた足を温めたところ、上半身はものすごく熱くなり、汗が出るようになり、クーラーをつけたりと、もうどう対処していいかわからない状態になってしまいました。
お腹の冷えに対して僚子さんが行った湯たんぽ、白湯での対処は、胃腸が冷えている内蔵型冷え症にとってある程度効果があったのですが・・・。
下半身型冷え症が加わった事で間違った対処法を取ってしまったのです。
つまり、症状を悪化させ冷えのぼせ状態になってしまったのです。
その原因が足湯だったのです。
こういう場合は殿中、築賓、八風のツボ押しが最も効果的です。