恐い内臓型冷え症やお尻が原因の冷え症不眠等の対策や改善法

女性はもちろん、最近は男性にも急増している冷え症・・・・。
侮ると万病の元になります。
そこで、恐い内臓型冷え症やお尻が原因の冷え症不眠を中心に各種冷え症対策や改善法についてまとめてみました。
Contents
冷え症は万病の元、その原因とは?

出典:知識の泉.com
冷え症になると、不眠をはじめ、肩こりや腰痛、便秘、生理痛、うつの原因になります。
さらには免疫力が低下しますので、ガンや感染症に罹りやすくなったりします。
そんな万病の元ー冷え症ですが、その最大の原因は筋肉のポンプ力の衰えにあります。
筋肉のポンプ力が弱いと、末端まで血液がじゅうぶん行き渡らなくなるため、足先や指先が冷たくなってしまうんです。
冷え症が女性に多いのは、この筋肉のポンプ力が男性より弱いからです。
また、食生活の乱れや水分不足も冷え症の原因になっています。
脂っこい物を摂り過ぎたり水不足になると、血液がネバネバになってしまい流れが悪くなるから、手足の末端が冷えるようになるんです。
男性に急増する冷え症!
冷え症というと女性特有の病気で、男性には関係ないと思っている人は多いです。
ところが、この冷え症が最近、男性にも急増しているのです。
原因はストレスです。
何故か?
無意識のうちに自動で働く神経を「自律神経」といいますが、ストレスがかかるとこの自律神経がうまく働かなくなってしまうんです。
その結果、体温調節がうまくいかず冷え症になってしまうんです。
手の平によく汗をかく人は要注意です。
最も恐い内蔵型冷え症
冷え症には、下半身型冷え症、四肢末端型冷え症、全身型冷え症、内蔵型冷え症などがありますが、その中で最も恐いのが内臓型冷え症です。
内臓型冷え症は、手足が温かいから自分では冷え性と気づかないのです。
それで隠れ冷え性とも呼ばれています。
温かい!?冷え症
東洋医学研究所クリニック内科医の川嶋朗先生が、Aさんの体調不良の原因は腸の冷えであることを突き止めました。
腸が冷え体温が下がると、免疫細胞の働きが低下し、体の抵抗力が弱まり病気にかかりやすくなります。
正常に腸の機能が働かないので、そこで代謝や免疫が知らず知らず落ち込んで、いつの間にか病気になってしまう悪いパターンなのです。
内蔵型冷え症は体質が原因の人が多く、交感神経の働きが弱まっているのです。
寒いと感じても手や足の血管は開いたままで熱が外にどんどん逃げていってしまうので、内臓が冷えてしまいます。
内蔵型冷え症は、Aさんのように体がゾクゾクしたり、お腹が冷たいという感じがあります。
内蔵型冷え症チェック
①にチェックがついて、その下の項目に2つ以上当てはまる場合は、内蔵型冷え症の可能性があります。
①手足を触ると温かい。
②汗をかきやすい。
③食事量は比較的多いほうだ。
④寒いところにいると下腹部・太もも・二の腕が冷える。
⑤冷えた時にお腹にガスが溜まりやすい。
お尻が原因の冷え症不眠

出典:冷え性を改善.jp
足先が冷えで眠れない、”冷え症不眠”の原因はお尻にあるのです。
梨状筋というお尻の筋肉が凝ると、体内の熱を放出できず不眠になるのです。
それで、お尻の梨状筋の凝りを放置すると、不眠の原因になるだけではないのです。
何と下半身太りの原因にもなるのです。
快眠ゲットエクササイズ
50年来の冷え症で、極度の冷えで満足に眠れないという山田邦子さんが、1日たった1分のエクササイズで快眠をゲットしました。
臀中というツボをテニスボールでほぐすようにしたら、不眠が劇的に改善したのです。
身体の内側から熱を作る冷え症改善策
冷え症を改善するためには、身体の内側から熱を作ることが肝要です。
林修の今でしょう「冷え症講座」とNHKあさイチで放映された内容を、特集してみました。
手足ポカポカストレッチ
足の指の血管を開かせて温かくさせるストレッチで、四肢末端型と下半身型にお勧めです。
足先だけでなく手も温まります。それは足の血流が良くなると動脈、静脈が流れて全身の循環が良くなるからです。
①片足を組んだ姿勢から、足の指をつかみ、足裏側に5秒曲げる。
②手を離して5秒待つ。
③これを左右5回ずつ繰り返す。
1日10分で体質改善 ぶらんぶらんウォーキング
内蔵型冷え症に効果があるウォーキングです。
全身の血行がよくなり、冷え症の体質が徐々に改善されます。
①大股で歩く~大股で歩くと手が動く。
②その動きに合わせてブランブランと自然に動くように揺らしながら歩く~腕の力を抜き、自然に大きく降る。ポイントは肘を曲げないこと。
体ポカポカ体操
タオルを細長くし、背中をこすると体がポカポカしてきます。
①タオルを1枚用意し、4つ折りにする。
②背中に回し、脇の下に挟む。
③肩甲骨を意識して、強めにタオルを引っ張りながら左右に動かす。
冷え症に効果的な入浴のポイントとは?
熱すぎるお湯は逆効果です。
半身浴ではなく、首までしっかり浸かることがポイントです。
①風呂の温度は38~40度程度に。
②首までしっかり浸かり、体全体を温める。
③入浴時間は20分ほど。
さらにこれで効果が出ない場合は「温冷浴」がお勧めです。
40度のお湯に4分入り、その後シャワーで手足に冷水を15秒かけ、それを数回繰り返す。
寝る時は靴下を履かない!
寝るとき靴下を履いて寝る人が多いですが、これは逆効果です。
靴下で毛細血管を締め付けてしまうから足先まで温まらないんです。
それに湿気がこもるから、さらに冷えてしまいます。
レッグウォーマーがお勧めです。
腹巻きもお勧めです。
体を温める食材

出典:大阪・梅田のフェイシャルエステ
特に生姜はちみつが湯がお勧めです。
また、朝食には「ゆで卵」を食べると効果があります。 タンパク質を消化する時、熱を発するから体が温まるんです。
生姜はちみつ湯の作り方
はちみつ中に入っているオリゴ糖と生姜のショウガオールが血液の循環をよくします。
①はちみつに生姜スライスを1週間漬ける。
②スプーンで2杯分の生姜とはちみつを入れ、熱湯を注いで飲む。