便秘はうつ伏せから左右に転がると驚きの効果!

頑固な便秘!
そのまま放っておくと、お肌や気分に影響します。
でも、下剤や便秘薬では便秘を根本的に改善しません。
そこで、うつ伏せの状態から左右に転がってみたら、驚きの効果があったのです。
Contents
下剤や便秘薬では
下剤や便秘薬が習慣化すると、腸本来の働きが失われ、腸が蠕動運動をしなくなってしまいます。
そして、それらがさらなる便秘を呼ぶこともあるので、服用には注意が必要です。
下剤や便秘薬
便秘に悩む多くの人は、便がでないことのつらさもさることながら、「悪いものがたまっている」という状況に危機感を抱いています。そのため、つい下剤や便秘薬に頼ってしまう人が、実に多いのです。
しかし、これは大きなまちがいです。下剤や便秘薬は、便を流しだすだけで、根本的に便秘を改善しているわけではないのです。それどころか逆に、腸の蠕動運動を衰えさせ、さらなる便秘を呼ぶ悪循環に陥ることもあるのです。
腸が本来持っている機能を正常に戻すには、まず、食べ物や運動で腸を刺激して、腸の働きをサポートすることが重要です。その上で、リラックスした状態を保ち、自律神経の働きを整えることができれば、より効果的に腸の働きを改善できます。たとえば、散歩したり音楽を聞いて気分転換するのも、腸を養うおすすめ生活術です。そして、便秘の原因をなるべく作らないようにして、腸の機能を衰えさせないことです。
便秘に効く「うつぶせ寝とゴロゴロ体操」
「みんなの家庭の医学」のテレビ番組で、瓜田純久先生が驚きの便秘解消方法を公開しました。
瓜田純久先生
1985年、東邦大学医学部卒業。関東労災病院消化器科を経て、地元青森県で瓜田医院を開業。東邦大学医療センター大森病院総合診療・救急医学講座教授、院長補佐、副院長などを経て2018年より現職。専攻は内科学、総合診療医学、機能性消化器疾患、内視鏡医学、超音波医学、栄養代謝など。
それは次の2点です。
1.食事と食事の間に8時間以上の空腹時間を作る。
2.うつ伏せ寝とゴロゴロ体操を1日10分以上する。
この方法で前述の便秘歴50年の水上さんが実践したところ、1日で便通がありました。
そして、3日目には快便がでて、1週間連続、排便があったのです。
8時間以上の空腹時間が必要

出典:shelly-731
瓜田先生によると、便通をよくするには、食事と食事の間で8時間以上の空腹時間が必要ということでした。
食べた物は胃で消化され、小腸でその栄養を吸収します。
そして、吸収し終わったら小腸は活発に蠕動運動を行い、食べた物を大腸に送り出します。
この小腸の蠕動運動が活発になるのは、食べて8時間後です。
ところが、8時間も経たない内に次の食事をしてしまうと、小腸の蠕動運動が働かなくなってしまうのです。
だから、8時間以上の空腹時間は絶対に必要なのです。
逆に、それが行われないと食べ物に細菌が付着・増殖し、発酵してしまいます。
そうすると、水素・メタンガスの毒素が発生し、腸も老化していくのです。
つまり、便通を良くするには、食事の内容よりも時間の方が大切というワケです。
うつ伏せ寝で小腸をまんべんなく刺激
小腸の写真をみるとわかるのですが、小腸は複雑な形に折りたたまれています。
それで、通常のマッサージで刺激するのは難しいのです。
そこでうつ伏せ寝になると、折りたたまれている小腸全体をまんべんなく刺激できるのです。
さらに左右にゴロゴロ体操をすることで、その刺激効果は大きくなります。
「の」の字のマッサージなどでも効果はあるのですが、特に頑固な便秘の人で即効性を出すためには、小腸全体をまんべんなく刺激する必要があるのです。
うつ伏せを習慣化するには、スマホなどをする時、時々うつ伏せ状態でやってみるのもいいかも知れませんね!
水素とメタンガスは

出典:GEORGIA
ストレスや疲労がたまり、食生活が悪くなると、便臭も強くなります。
ストレスや疲労、食事の影響で腸内細菌のバランスがくずれ、「悪玉菌」がふえて消化物の腐敗が進むからです。そうすると便臭も強くなります。
この時、一番問題になるのが、体内に充満する水素やメタンガスなどの毒素・・・。
便秘や下痢などの便通異常を放置していると、腸が老化してしまうのです。
最悪の場合は、腸の壁に穴の開いたように変形し、その炎症から死を招くことだってあるのです。
これが本当なら恐怖です。
東邦大学医療センター大森病院瓜田純久先生によると、体内に充満する水素とメタンガスを減らせば、その恐怖を取り除き、腸は若返るといいます。
ガス量を測ったら
みんなの家庭の医学では、40代~60代の男女10名の方に協力してもらい、水素とメタンガスの量を測定しました。
そうしたら、便通のない方は基準値の10mg以下のガス量でしたが、便秘で悩んでいる人は、基準値を大幅に超える結果になりました。
便秘歴50年という水上さんは、基準値の約7倍、69mgもあったのです。ところが便秘が改善すると17mgへと大幅にダウンし、正常(10mg)に近い値になりました。その改善ぶりは、水上さんに”恐るべしうつ伏せ”と言わせたほどでした。
頑固な便秘で腸が老化している人は、1日40㍑のガスが発生し、中には50㍑のガスが発生する人もいるとのことです。
このガスの80%は おならで排出されます。
ところが、残りの20%は再吸収されてしまいます。
この毒素が血液に溶け込んで全身をめぐると、肌荒れや口臭など、様々な不快症状の原因となるのです。
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まるで火の鳥❤
今日の言霊
人にとって最も身近な自然環境は腸内環境です。腸は人が根を下ろす「土」に当たるのです。土壌もそうであるように、多様な生物の全てが「生命の綱」として、腸で全てはつながっているのです。by塩じぃ