日本山人参(ヒュウガトウキ)の私独自の栽培方法

薬草日本山人参(ヒュウガトウキ)

日本山人参(ヒュウガトウキ)の栽培をはじめてからもう10年以上になります。

最初は栽培方法も全くわからず悪戦苦闘しましたが、やっと自分が思うような日本山人参(ヒュウガトウキ)ができつつあります。

日本山人参(ヒュウガトウキ)の故郷は?

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出典:next.jorudan.co.jp

日本山人参(ヒュウガトウキ)の故郷ー自生地は、熊本、大分、宮崎の県境で、阿蘇山の溶岩がそそりたつ岩の割れ目です。

昼夜の温度差が激しく、日中でも太陽の当たらない日陰を好んで育ちます。

 

従って、その栽培の適地は朝日だけあたって、それ以外は日陰になるような北側の場所が最適です。

それに、ミネラル豊富な岩場があり、綺麗な水が湧き出る場所だったら、もう申し分ないです。

 

栽培していると、種が落ちてよく日陰の石の間から芽を出しますので、やっぱりそうなんだと納得しています。

今までと以下の2つの点で大きく栽培方法を変えて見たら、日本山人参(ヒュウガトウキ)の生育が見違えるほどになり、驚いています。

 

発酵熟成鶏糞と樹木灰が日本山人参の栄養素

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出典:myweek.seesaa.net

私が日本山人参(ヒュウガトウキ)の栽培に前から使ってみたいと思っていた肥料は、鶏糞と樹木の灰を混ぜ合わせ、熟成醗酵させたものです。

 

鶏糞はホームセンターで買った醗酵鶏糞ですが、醗酵鶏糞とは名ばかり。

私に言わせればほとんどといっていいほど醗酵などしていません。

その証拠に鶏糞を根に直接やると、食物は根を痛めてしまいます。

醗酵していない鶏糞は有毒ガスを出すし、腐敗菌を増やすのです。

そんな肥料を根に直接やったら植物は悲鳴を上げてしまいます。

 

それで、鶏糞は水をかけても臭いが全くなくなるまで、熟成発酵させる必要があるのです。

発酵に必要な水分調整をして、適時堆肥を切り替えしながら熟成させると、半年ほどで、人が舐めても大丈夫な肥料に生まれ変わります。

肥料やりも普通の鶏糞みたいに、根から離してやる必要もありません。直接上から振り掛けでも大丈夫なので作業もラクです。

 

樹木の灰は、私の秘密兵器で作ったものです。酸素を送って燃やすのではなく、無酸素に近い状態で灰にしました。

テレビでやっていたのですが、宮崎県の西米良村では伐採した樹木を燃やして灰にして、それで昔から焼畑農業をやってきたとのことです。

見ていて、なるほどと思いました。

 

樹木は岩盤をも打ち砕く力があり、大地から豊富なミネラル分を吸い上げて蓄えます。

日本山人参(ヒュウガトウキ)のようなミネラル分をたっぷりと必要とする薬草にとっては、絶対に欠かせない栄養分です。

 

私が失敗を重ねながら辿り着いた不耕起栽培とは?

不耕起栽培は、排水性も保水性もよくなり、干ばつにも長雨にも強くなると言われています。

 

日本山人参(ヒュウガトウキ)はセリ科の薬草で、自生種は岩場に生えています。 セリの一種ですから、水分は多く必要としますが、岩場に生えていたことから、雨が降ると水はサッと引いていきます。

 

実際、日本山人参(ヒュウガトウキ)は水がなくてもダメですが、水が溜まっても根ぐされして一発でダメになってしまいます。

それで植えていた日本山人参(ヒュウガトウキ)をすべて掘り起こして、岩場を想定して高い畝を作り、そこに植え替えました。そして梅雨時に水がサッと引くように工夫しました。