悲劇!脂肪肝を減らそうと急激に痩せたら・・・

脂肪肝を減らすには、急激に痩せたらいけないんです。
急激に痩せたら、かえって肝臓に脂肪がついてしまうんです。

出典:siboukan
最新研究でその衝撃的肝臓の悲劇ががわかったのです。
しかも、NHKあさイチではチョコをちょこちょこ食べるのが良いと報道され、高カカオチョコが品切れ続出です。
Contents
脂肪肝とは?
脂肪肝とは、脂肪がたまり、全肝細胞の30%以上が脂肪化している状態をいいます。
上の図の、左側が正常な肝臓の細胞です。
右側が脂肪肝がたまっている状態で、肝臓がパンパンになっています。
脂肪肝は男性に多いですが、最近では女性患者も増えています。
原因はお酒の飲み過ぎや食べ過ぎ、運動不足などで、肥満と診断された人の20~30%に脂肪肝がみられます。
急激なダイエットをすると?
なぜ急激なダイエットをすると肝臓に脂肪がたまり、脂肪肝になるのか?
その答えは肝臓の働きにあります。
急激なダイエットをすると血液中の脂肪はなくなるので、体に蓄えられた脂肪は血中に流れ出していきますので、痩せることができます。
ところが、このことで肝細胞は飢餓状態になってしまい、血液中にある脂肪を余分なエネルギーだと勘違いしてしまうのです。
それで、肝細胞は肝臓にせっせと脂肪を溜め込んでしまうのです。
また急激なダイエットはリバウンドしやすくなりますから、さらに肝臓に脂肪が溜まってしまうというワケです。
ダイエットして痩せる場合、1ヶ月2~3kgが何の危険もなく、適切です。
10kg痩せようと思ったら、半年くらいで痩せた方がいいです。
脂肪肝を減らし治すには体重を減らさなくても良い
脂肪肝の最新研究について、テレビ番組の「ひるおび」で、筑波大学の正田純一教授が詳しく解説しました。
正田純一 医師 (しょうだじゅんいち)
- 消化器内科外来、肝臓生活習慣病外来、健康増進・未病予防外来、つくばスポーツ医学・健康科学センター
- 教授
専門
肝疾患、胆道疾患、膵疾患、スポーツ医学、生活習慣病学、非アルコール性脂肪性肝疾患、腫瘍生物学、糖鎖医学
脂肪肝を減らすには、これまでは食事制限や運動などで減量することが必要とされていました。
しかし、正田教授の研究チームは「体重を減らさなくても毎日30分の汗ばむ程度の運動で脂肪肝は改善できる」と発表したのです。
減量しなくても脂肪肝を減らすことができるとは、脂肪肝の患者にとっては目標が今まで以上に明確になり、脂肪肝を治しやすくなると思います。
正田教授によると、国内の患者は約1000万人で、肥満の人のほぼ3割に当たるとのことですので、これは朗報です。
脂肪肝を減らさないで放置すると
肝臓は食べたものをエネルギーに変えたり、消化吸収に必要な胆汁を作っています。
さらに、アルコールや有害物質の解毒作用の働きもしています。
ところが、肝臓は沈黙の臓器と称されるように、脂肪肝になっても痛みも症状も出ないのです。
それで、脂肪肝になっていることに全く気づかない人が多いのです。
つまり、そのまま長期間放置しておくと、肝炎や肝硬変、また肝臓がんなどになってしまう危険性があるのです。
また、最新の研究で脂肪肝になると、夢の物質「マイオカイン」というホルモン分泌が少くなるとう言う事実も明らかになっています。
脂肪肝には2種類ありす。
ひとつはお酒の飲み過ぎによるアルコール性脂肪肝です。
もうひとつは食べ過ぎや運動不足などが原因の非アルコール性脂肪肝です。
でも、自分で脂肪肝かどうか判定するのは難しいです。
それで、脂肪肝は医療機関で調べてもらう必要があります。
脂肪肝を減らす目標が明確になった!
正田教授は、最新研究で脂肪肝の患者の目標が明確になったと話していました。
どの程度の運動をすれば肝臓の脂肪が減少するかがわかったのは、世界ではじめてだということです。
脂肪肝の最新研究で対象にしたのはアルコールが原因ではない「非アルコール性脂肪性肝疾患」です。
体格指数(BMI)が25~49の男性169人の日々の活動状況を3カ月計測して分析したのです。
その結果、「やや強めの運動を週に250分以上こなしたグループは、善玉コレステロールや肝臓の炎症を抑える物質が増え、内臓脂肪の面積や血中の中性脂肪の濃度が下がるといった効果が表れた」というのです。
同時に、「体重の減り具合と脂肪肝とは関係がなかった」という事実もわかったのです。
脂肪肝に効く運動とは?
脂肪肝を減らし治すためには毎日、早歩きや水中ウォーキングを30分行えば良いとのことです。
普通のウォーキングなら50分必要とのことです。
また、ゴルフの打ちっぱなしなら50分、ボウリングなら40分行えば同じ運動量になるということです。
特別に運動をしなくても、家事をこなすことでも同じ運動量になります。
脂肪肝を減らす食事とは?

出典:izunet.jp
脂肪肝を減らすために積極的に摂りたい食品は、海藻、きのこ、野菜、青魚、乳製品、脂身の少ない肉、大豆製品などです。
注意する食品は、砂糖入り飲料、菓子、脂身の多い肉、果物などです。
脂肪肝を減らすサプリメント
脂肪肝を減らすサプリメントとしては、タウリンや亜鉛を含むサプリメントがいいです。
カキなどに含まれるタウリンは肝臓の中にある脂肪を取り除き、肝臓の外に排出する作用があります。
また、亜鉛は新陳代謝を活発にし、肝臓などの臓器の形成、ホルモンの合成や分泌などの役割があります。
脂肪肝を減らすお茶
これは私が案内している純粋 日本山人参をいつも利用して頂いている女性のお客さんに電話で聞いた話しですが・・・・。
ご主人もお酒が弱かったが同じようにお酒が飲めるようになったとのことです。
”とくに病気はないのですが、ヒュウガトウキを飲んでいたらお酒が強くなりました。ヒュウガトウキは肝臓にもいいのでしょうね?”
ヒュウガトウキの肝臓への作用
「ヒュウガトウキのすべて」という本にでている肝臓への作用は以下の2点です。
①ヒュウガトウキには過酸化脂質による肝障害を予防する作用がある。
つまり、脂肪肝と呼ばれる肝障害を予防する働きがあるということです。
だから、脂肪肝を治すにはヒュウガトウキを飲むといいのです。実際、利用者から中性脂肪が下ったという報告をもらっています。
②ヒュウガトウキには炎症物質ロイコトルエンの生成を抑制する作用がある。
C型肝炎の患者さんの実証事例として、インターフェロン療法との併用でヒュウガトウキを飲用して、GOT、GOTともに正常値になったとういう報告がされています。
お酒と肝臓の関係から
お酒を飲むと、体に吸収されたアルコールは肝臓で分解されます。アルコールはアセトアルデヒドという有害物質にかわり、最終的には炭酸ガスと水になって体外へ排出されます。
問題はこのアセトアルデヒドです。
アセトアルデヒドが血液中に増えると酔っぱらい状態になります。
そしてお酒に強いか弱いかを決めるのは、このアセトアルデヒドを分解する酵素が多いか少ないかで決まります。
ヒュウガトウキという薬草はさまざまな効果・効能があり、ほんと驚かされます。
詳しくは、「 健康茶日本山人参の効果・効能とは?」をご覧ください。
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