やっとわかっためまいの原因には根深い原因が隠されていた!
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前庭性片頭痛とめまいの因果関係
この病態の背後にあるメカニズムは、ストレスなどのトリガーによって耳の付近にある三叉神経から神経ペプチドが過剰に分泌されることにあります。
この過剰な神経ペプチドが血管を拡張させ、神経を過敏にします。
さらに、これらの神経ペプチドは三半規管などの平衡感覚を司る器官にも影響を及ぼし、めまいが発生します。
平衡感覚の誤った情報が脳に伝わりバランスに異常があると脳が勘違いし、めまいが起こると考えられています。
これこそが新型めまいの正体です。
脳の勘違いによるめまいだからこそ従来のめまいの検査では原因を解き明かすことが出来なかったのです。
このようなめまいで、多くの患者が原因不明のまま苦しんできました。
しかし、前庭性片頭痛の概念が国際頭痛学会によって新たに認められたことで、耳鼻科医や神経科医の間でもこの病気への認識が高まっています。
めまいが起きた際、特に片頭痛の既往がある場合は、前庭性片頭痛を疑うことが重要です。
この新しい理解により、長年苦しんできた多くの人々が適切な診断と治療を受けることができるようになるでしょう。
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今日の言霊
MAFORAMA参照
いまの時代は「時代の移行期」です。移行した先の時代では、これまで通用していた常識や概念が通じなくなります。「勝った、負けた」とか「正しい、正しくない」とかもただの現象に過ぎません。by塩じぃ