やっとわかった新型のめまいの原因は片頭痛だった!

めまいに悩む人は分かっているだけでも約280万人、50代半ばを境にめまいを訴える人が急増しています。
でも、その中にはなかなか治らない「新型のめまい」があったのです。
そんなめまいについて、やっとわかった原因が実は片頭痛だったのです。
こんな驚きの新事実が「みんなの家庭の医学」で放映されました。
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新型のめまいの原因は片頭痛だった!
2013年めまいに関する驚きの新事実が報告されました。
なかなか治らないめまいの中に、今までのめまいとは全く違う新型のめまいが発見されたのです。
その新型のめまいは、約840万人もの日本人が悩んでいるある国民病ー片頭痛が原因にあるというのです。
主婦の宮沢和代さん(当時34歳)の事例
新型のめまいとわかるまで、13年も苦しめられた主婦の宮沢和代さん!
ぐるぐる回転するめまい、さらに吐き気、メトロームのようなめまい、激しい耳鳴り、黒い星のようなもが見えるなどの症状に襲われ、宮沢さんは会社を辞めるところまで追い込まれました。
近くの耳鼻科医で何回も調べてもらいましたが、異常なしとのこと。
原因がわからなかったのです。
ところが、やっと13年目にして、室伏利久先生を紹介されて、その正体がわかりました。
出典;/www.skillup-mt.jp
帝京大学医学部付属 溝口病院 耳鼻咽喉科教授
1959年愛媛県生まれ。1985年東京大学医学部医学科卒業。1992年医学博士(東京大学)。シドニー大学(オーストラリア)に留学。東京大学医学部耳鼻咽喉科講師、東京逓信病院耳鼻咽喉科部長を経て、帝京大学医学部附属溝口病院耳鼻咽喉科教授。専門領域は耳鼻咽喉科学、神経耳科学。2012年にBarany Societyから学会賞であるHallpike‐Nylen Prizeを受賞。現在、日本めまい平衡医学会理事、姿勢と歩行研究会代表世話人、日本耳鼻咽喉科学会代議員、日本耳科学会代議員、学会誌編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
めまいの正体は「前庭性片頭痛」
めまいの正体は「前庭性片頭痛」!
前庭性片頭痛はめまい発作を繰り返し、発作の半数以上に頭痛を始めとする片頭痛の症状が認められる病気です。
つまり、めまいの原因は従来持っていた片頭痛にあったのです。
なぜ宮沢和代さんが片頭痛に気付かなかったかといいますと、頭痛は日常的に起こっているので、そのことに意外と意識していなかったのです。