老けて見えると死亡率が上昇?逆に見た目年齢が若いと?
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見た目年齢若返り実験をした先生
”見た目年齢が若い人は血管年齢が若い”という実験をした先生は伊賀瀬道也医師です。
伊賀瀬道也(いがせ みちや)
愛媛大学医学部附属病院特任教授(兼・抗加齢予防医療センター長)。医学博士。
1991年愛媛大学医学部卒業、99年愛媛大学大学院卒業(医学博士)、2003年米国ノースカロライナ州ウェイクフォレスト大学医学部高血圧血管病センター、11年愛媛大学医学部付属病院抗加齢予防医療センター長、14年6月から現職。日常臨床では老年病一般外来のほかに-6年より脳卒中、認知症、心臓病など動脈硬化に関連する検査に特化した人間ドックである「アンチエイジングドック(抗加齢ドック)」の運営を担う。11年4月からは広くアンチエイジングに関する相談を受ける「アンチエイジング相談外来」も行っている。研究では「寝たきり」予防に関する横断研究および縦断研究を行っている。
先生は、血管ドックに来られた受診者で「見た目年齢の若い人が血管年齢も若かった」という事実から・・・・。
次のような実験をして、その仮説が正しいとういうことを証明したのです。
どんな実験をしたのか?

出典:news.ameba.jp
看護師20名に273名の顔写真を見てもらい、見た目から年齢を予想してもらいました。
そして、「実年齢よりも見た目が若い人」と「実年齢よりも見た目が老けている人」に分類して、血管の厚さや硬さからそれぞれの血管年齢を算出したのです。
実験の結果は次の通りでした。
【実年齢よりも見た目が若い】
273人中85人
・実年齢より血管年齢が高い 18人
・実年齢より血管年齢が低い 67人
【実年齢よりも見た目が老けている】
273人中188人
・実年齢より血管年齢が高い 152人
・実年齢より血管年齢が低い 36人
「見た目年齢が若かったら血管年齢も若いとういう仮説」が、みごと立証されたのです。
血管年齢が高いと
伊賀瀬道也先生によると血管年齢が高いと、見た年齢だけでなく、シミが出やすいといいいます。
シミとかシワは紫外線が悪いと言われていたのですが、今はそれだけでなく血管の老化による血液の流れが悪くなることとも関連していると考えられています。
中には血管年齢を若返らせるとシミの大きさや色が薄くなった人もいたといいます。
私の経験から言うと、アーシングが一番です!紫外線の悪さを吸収すると同時に、血液の流れが良くなるんです。だからかも知れませんが、アーシングをしている人は輝いて見えるような気がします。
さらにある研究によると、見た年齢が若い人ほど、身体機能、握力、認知機能が高く、細胞の寿命に関係すると言われる染色体の「テメロア」が長いことが分かったのです。
このように見た目年齢というのは、我々が思っている以上に重要なのです。