咳が止まらないのはコロナより大人ぜん息の可能性が高い!

風邪は治ったのに咳が止まらない!
長引いている!なぜ???今だったら、新型コロナウィルスに感染している可能性もあります!

新型コロナウィルス
でも、一般的には大人のぜん息の可能性が高いです。
こういう場合は、マスクは必要不可欠です。
なぜなら、くしゃみや咳はあなたが思っている以上の威力を持っているからです。体が発する危険サインを見逃さないようにしましょう。
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異物に対する防御反応がくしゃみや咳

出典:matome.naver.jp
くしゃみや咳は外からの異物に対する防御反応で非常に重要なものです。
くしゃみや咳は、刺激によって出ますが・・・・
実は、くしゃみは新型コロナウィルスがくっつくときも出るのです。また咳は肺炎、気管支炎、逆流した胃酸の刺激、心理的ストレスなどによっても出ます。
そして、呼吸器から分泌される粘液で、ホコリや細菌などを排出する役割がタンになります。
医学博士萩野剛志監修「人体の不思議」には次のように書いてあります。
くしゃみの防御反応
くしゃみは、空気中の異物が体内に入らないようにするための体の反射的な防御反応です。鼻の粘膜にゴミやウィルスなどがつくと、その刺激が神経を通じて筋肉に伝わり、肺と腹部にある横隔膜が収縮して息を吸い込みます。そして、一気に息を吐き出すことで、息とともに異物を体外に出そうとして起こるのが「くしゃみ」です。
くしゃみの驚きの威力
くしゃみのときに出る呼気の速さは、なんと秒速が時速320kmにもなると言われます(咳の場合もほぼ同じ勢いで飛び出していきます)。しかも、くしゃみとともに周囲に飛び散る唾液は、時速30kmで、勢いよく飛んだ場合は3~4m先まで飛んでしまうこともあります。
くしゃみによる飛沫
風邪やインフルエンザ患者の場合、1回の咳で約10万個、くしゃみの場合は約200万個のウィルスを放出するといわれているため、こうして飛散した唾液(飛沫)によって、飛沫感染を起こさないよう、マスクなどでできるだけウィルスを広げないようにすることが大切です。
こういう時は、NHKあさイチで紹介された感染症専門医の水野泰孝さんの「マスクの賢い使い方」は役に立ちます。
水野泰孝医師
私はこれまで大学病院やナショナルセンターを基盤に小児科および感染症内科、特に熱帯感染症の臨床と研究、海外渡航者の健康管理など、いわゆる「グローバルヘルス」と呼ばれる領域に長年関わってまいりました。この度、この経験が直接生かされる医療サービスを多くの皆様に提供できるようにしたいと考え、プライマリケアを行う診療所を開設することを決意しました。
上の記事にマスクの賢い使い方が書いてあります。