熱が出るのはウィルスと闘っているから!
熱が出るのは病気と闘うために必要だからです。
体の免疫細胞が細菌やウィルスと闘っているから熱が出るのです。
だから、安易に熱は下げない方がいいのです。
それに熱が出るのは熟睡するための力でもあるのです。
ところが、肝心な時に熱の出ない人がますます増えているというのです。
その数は高齢者の3割にも上るといいます。<ためしてガッテン>
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熱が出ないと病気が悪化する危険!
吉田豊さん(仮名)も熱が出ない1人でした。
吉田さんが病院を受診した時は、”話しかけても意識が朦朧とし、肩を上下させて苦しそうに呼吸をしているような状態”でした。
そして、精密検査の結果は肺炎、しかも、かなり進行した状態で、緊急入院しました。
なぜここまで悪化したかといいますと、熱を測ったところ36.5℃の平熱で、夏バテと勘違いしたからです。
実際、最初に診てもらった病院では、熱がないことから”夏バテ”と誤診されたのです。
肺炎は通常38℃以上の熱が出るのです。
ところが、”肺炎患者の75歳以上の3割が熱が出なかった”、または”微熱だった”という報告があるのです。
インフルエンザでも、高齢者の5割、成人の2割が・・・。
腎臓の感染症で腎盂腎炎でも、高熱が出るはずなのに出なくて、発見が遅くなり治療が遅れてしまったケースがあるとのことです。