気圧や気象の変化で悪化する「気象病」の予防には?

天気が悪くなると頭痛がしたり、首や肩がよく凝るのは「天気痛」!

2月中旬になり、昼間は暖かい日が増えてきましたが、風が冷たく朝晩が異様に冷える日も多いですね。

体調に気をつけてください。

気圧や気象の変化、寒暖差によって起こる体の不調は「気象病」と呼ばれます。

季節の変わり目にめまいがしたり、雨が降る前や雨の日に頭痛がするなど、気象の変化によって持病が悪化することを指します。

人の体は、このような気象の変化に敏感に反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。

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特に、うつや不安などの気分障害にまつわるものは「天気痛」とも呼ばれます。

 

気象病は、天気の変化が自律神経に影響を与えることが原因です。

特に気圧の変化により、内耳が敏感に反応し、自律神経のバランスを乱します。

これにより、抑うつやめまい、心拍数の増加、血圧の上昇、慢性痛の悪化などの症状が現れることがあります。

気圧の変化によるだるさや眠気、気温の変化による肩こりや気分の上下、湿度の変化による関節痛などが一般的な症状です。

低気圧が接近すると

低気圧が接近すると、大気の圧力が下がり、体内の圧力とのバランスが崩れます。

この圧力の不均衡が、血液やリンパの流れを悪化させ、結果的に頭痛や肩こりを引き起こすと考えられています。

また、気圧の変化によって自律神経のバランスが崩れ、ヒスタミンの過剰分泌などが痛みやこりの原因となることも指摘されています。

出典;medical.jiji.com

ドクターズガイドでは、低気圧による体調不調の原因の多くは自律神経が低気圧の変化に追いつかないこととヒスタミンの過剰分泌によるものとしています。そして、問題なのは「気圧の変化の最中」であり、特に「急激に低下するとき」が要注意とのことです。

 

だから、気圧の低下は”ズキンズキン”する辛い頭痛や首・肩こりの原因にもなるのです。

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