日本人の腎臓が危機に!?~若い女性や有名人の間でも急増!

日本では、慢性腎臓病(CKD)の患者数が増加しています。

成人の約2000万人が慢性腎臓病を患っているとされ、これは約5人に1人が腎臓の機能低下を抱えていることを意味します。

腎臓が危機に陥っているのは高齢化だけでなく、生活習慣の変化が大きく影響しています。

実際、かつては中高年の男性に多いとされていた腎臓病ですが若い女性の間でも急増しています。

さらに、有名人も腎臓病に苦しんでいます。

俳優の渡辺徹や元水戸泉のような有名人も人工透析治療を余儀なくされています。

慢性腎臓病

慢性腎臓病が進行すると、末期腎不全に至り、人工透析や腎臓移植が必要になるケースもあるのです。

現在、35万人以上の患者が人工透析を受けていると報告されています。

腎臓は血液をろ過し、毒素を尿として排出する重要な役割を担っています。

しかしながら、腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、機能が低下しても自覚症状がありません。

それで腎臓を壊してしまう事例が多いのです。

 

また最近、健康ブームが到来し、コンビニなどで手軽にプロテインシェイクが手に入るようになりました。

あなたも健康や美容のためにプロテインを飲んだことがあるかもしれません。

美味しく飲めるものも増え、運動後の筋肉の回復や美容に良いとされています。

しかし、プロテインシェイクが腎臓病の原因になるという恐ろしいリスクがあることが判明しました。

プロテインはタンパク質を英語で表した言葉で、その成分も主にタンパク質です。

このタンパク質が腎臓にダメージを与える可能性があるのです。

 

腎臓病の原因としては、一般的には糖尿病や高血圧、生活習慣の乱れが挙げられます。

特定の生活習慣病や高血圧、糖尿病が腎臓に負担をかけ、その機能を低下させるのです。

糖尿病は血糖値の慢性的な上昇により血管にダメージを与え、腎臓の機能を低下させます。

高血圧は血管の硬化を引き起こし、腎臓への血流を悪化させます。

さらに、食生活や運動不足、睡眠不足も腎臓病のリスクを高めます。

人工透析が必要になると、1回約5時間、週に3回も行わなければなりません。これは肉体的にも精神的にも大変で、QOL(生活の質)を大きく下げてしまいます。