私にとってイグ・ノーベル賞は「キスの驚くべき効用」が一番だ!

日本人のイグ・ノーベル賞の受賞は15年連続だそうだ!

出典:www.msn.com
でも、私にとって「これぞイグノーベル賞だ!」と思えたのは・・・・
これぞイグ・ノーベル賞
でも、私が「これぞイグノーベル賞だ!」と思えたのは、2015年受賞の「キスの効用」です。
「これこそイグノーベル賞だ!」と思います。
受賞者は大阪寝屋川市の医師木俣馨さん(62)で、キスをすることで「アトピーなど皮膚のアレルギー反応が和らぐ」ことを実証したのですから・・・・
しびれる反響を呼んだのもわかります。
キスの新しい効果とは?
これは写真を見て感じたままの感想なのですが・・・・
とくに親子のキスの情景は何か感じさせるものがありますね~。
母親が”イタイ、イタイ”と言って泣き叫ぶわが子に”イタイ、イタイ、飛んでいけ~”とただ手を当てるだけでも、相当効果があるそうですから・・・。
まだまだ実験内容以上の効果がありそうな気がします。
キスの実験内容
2015年のイグノーベル賞の授賞式は9月17日、アメリカのハーバード大学で行なわれました。
木俣氏は授賞式には出席できませんでしたが、「皆さんがキスの新しい効果を理解してくれることを願います」というメッセージを送っています。
アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎の患者と健常者それぞれ30人ずつ計90人に対し、恋人や配偶者と30分間、自由にキスをしてもらう実験をしたのです。
そしてキス前後でアレルギー反応の強度を調べる皮膚テストや血中成分を測定したところ、キスの後にはダニなどに対する皮膚のアレルギー反応に改善傾向が見られたというのです。
ちなみに同じカップルがキスなしで30分抱き合っただけでは効果は確認されなかったとのこと。
さらに性交でもキスと同様の効果があることを確かめ・・・・
2004年に論文を専門誌に発表し、今回の受賞となったのです。
股のぞき効果もユニーク
股のぞき効果とは、頭を逆さにして両足の間から見ると、実際より小さく見え、「奥行き感がなくなる」「遠くのものが手前にある感覚」になるというものです。
イグノーベル賞とは?
イグノーベル賞は「人々を笑わせ、そして考えさせた」研究、業績に贈られる賞です。
1991年にアメリカの科学ユーモア雑誌の編集者、マーク・エイブラハムズの発案によって創設されました。
イグノーベル賞は世界最高の学術賞であるノーベル賞と「恥ずかしい、不名誉な」(Ignoble)を掛けた造語です。
2014年受賞したのは北里大学医療衛生学部の馬渕清資教授で、「バナナの皮の滑りやすさを実験で解明」して受賞しました。
2012年には「おしゃべりな人を黙らせる装置を開発」した日本人研究者に授与されました。
ほんと、ノーベル賞とはまた一味違って、ユニークで面白いです。
まとめ
「キスの効用」の実験内容を聞いて、愛情ホルモン「オキシトシン」の働きかなとも思いましたが、オキトシンの働きではなさそうです。
オキシトシンはうつ病などには有効性は確かめられていますが、アトピー等の皮膚炎に効果があるとの報告はどこにも見当たりません。
オキシトシンの場合は、抱き合っただけでも効果が現れるはずですから、キスの新しい効果の発見といえそうです。
なぜキスをすると、アトピー性皮膚炎が和らぐのか、そのメカニズムまで解明できれは、ノーベル賞を受賞できるかもしれません。
さらに、今後に期待したいです。
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