連日の猛暑で食欲がなく食べてないのに太ってしまった!何故?
40℃に迫る危険域の猛暑が連日続くと、胃腸も弱ってしまいます。
そして食欲もいつの間にかなくなってきます。
でも、連日の猛暑で太ってしまう人が、意外に多いのです。
これは何故でしょうか?
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猛暑で太りやすいのは
連日の猛暑で、太りやすいのは、NHKあさいちによると、「シャワー浴」「睡眠不足」ということでした。(慶應義塾大学医療センター特任教授/メタボリックシンドローム予防の専門家・伊藤裕の解説)
それと「基礎代謝の低下」です。
これについては、「世界一受けたい授業」のなかで、自らも-25kgの減量に成功した新見正則先生(55)が、詳しく解説していました。
職位;准教授
臨床分野:血管外科、移植外科、一般・消化器外科、セカンドオピニオン
研究分野:移植免疫学、 腫瘍免疫学
猛暑で基礎代謝は下がる
そもそも夏はなぜ太るのかといいますと、新見正則先生よると夏は基礎代謝が下がることが問題だというのです。
基礎代謝とは、体内で燃えるエネルギーのことです。
冬は体内で熱を作り出すため基礎代謝が上がります。
ところが、夏は熱を作り出すエネルギーはあまり必要としないので、基礎代謝は下がってしまうのです。
NHKあさいちでも同様の解説でした。
私は、猛暑になるとよく汗をかくので、基礎代謝は冬より上がると思っていたのですが・・・。
逆だったのです。
それで、夏冬と同じ食事量だと太ってしまうのです。
加えて、夏は冷たい物を食べ過ぎてしまいがちです。
内蔵も冷えてしまい、基礎代謝はさらに落ちて、太りやすい体になってしまうのです。
自律神経が乱れやすい
それと夏は基礎代謝の低下に加えて、暑さやクーラーの影響で自律神経が乱れがちということです。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つからなり、交感神経は、緊張やストレスを感じている時に働きます。
一方、副交感神経はリラックスしている時に働きます。
そして、交感神経だけが頑張りすぎるのも、副交感神経だけが頑張りすぎるのも良くないです。
ちょうど交感神経と副交感神経が半々でバランス」が取れているのが一番よいのです。
交感神経が過剰に優位になると、血管が収縮し血流が悪くなってしまいます。
血流が悪くなると、手足の冷えや下半身の冷えの原因になり、さらにひどくなると内蔵冷えになる可能性があります。
内蔵冷えると、基礎代謝が悪くなり、体重が増加するのです。