幸せホルモン(オキシトシン)を増やすには犬との間でもできる!

犬との間でもオキシトシンが増える

出典:image.news.livedoor.com

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オキシトシンの意外な増やし方として、赤ちゃんと母親が絆を強める同じ仕組みで、人と犬の間でもオキシトシンが増えることがわかったということです。

今年(1915年)4月に、麻布大(相模原市)などのチームが米科学誌サイエンスに発表し、マスコミでも報道されました。

ということは、犬好きな人は必ずしも人でなくてもいいということです。

自分が可愛がっている犬との間でも、オキシトシンを増やす事が可能ということです。

 

「幸せホルモン」が3.5倍に

出典;news.yahoo.co.jp

米国の科学誌「サイエンス」に掲載され実験結果によると、幸せホルモン(オキシトシン)が3.5倍になったとのことです。

具体的には飼い主と犬が会議室で30分間交流した後に、両者がよく見つめ合ったグループと、そうでもなかったグループの、交流前後の尿中の「オキシトシン」というホルモンの濃度を比較。すると、前者の飼い主は3.5倍に上昇したものの、後者では変化は見られなかった。

つまり、犬との間でオキシトシンを増やしたかったら、犬との間で見つめ合えばいいとのことです。

 

他にもこんな実験報告があると茂木教授が紹介しています。

犬が困ると人の顔を見るそうです。犬の場合、eyeコミュニケーションやボディーコミュニケーションができるパートナーとして飼う面が強く、猫を飼う行為は観賞目的の意味合いが強いとのことです。また、犬によって私たちは「人間らしさ」まで取り戻すことができるというからスゴイです。

 

国立環境研究所主任研究員の谷口優氏によると、自立喪失リスクが大きく低減されることが分かったそうです。

さらに、犬の散歩などの運動が、健康長寿に貢献しているということです。

猫にはない、犬による大きな健康長寿効果は「新たな健康長寿法」と言えるのではないかと思います。

茂木一孝(もぎかずたか)

麻布大学獣医学部教授(伴侶動物学)。1972年生まれ。東京農工大学農学部獣医学科卒業、東京大学大学院農学生命科学研究科修了。横浜市立大学医学部助手などを経て、2020年より麻布大学獣医学部教授に就任。人間と、その伴侶としての動物について研究を続けている。

 

谷口 優(たにぐちゆう)

国立環境研究所主任研究員。1983年生まれ。秋田大学大学院医学系研究科修了。医学博士。2012年より東京都健康長寿医療センターで認知症予防に関する研究に従事。19年より国立環境研究所主任研究員に。『認知症の始まりは歩幅でわかる ちょこちょこ歩きは危険信号』等の著書がある。