最近ハグしましたか?~オキシトシン、幸せホルモン
最近、誰かとぎゅっとハグしましたか?あるいは、誰かの手をゆっくり握ったのはいつのことか、すぐに思い出せますか?
日本人はスキンシップが少ないと言われることが多く、「ハグ」と聞くだけで少し照れてしまう方もいるでしょう。でも実は、この何気ない触れ合いが、血圧・免疫・ストレス・心の安定にまで深く関係していることが、さまざまな研究で明らかになってきています。サプリでも特別な運動でもなく、今日から無料でできる健康習慣として、スキンシップはもっと注目されていい存在です。

触れ合いが体にもたらす最大のカギが、オキシトシンというホルモンです。別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、脳の視床下部で作られ、下垂体から分泌されます。
もともとは出産や授乳との関わりで知られていましたが、今では年齢・性別を問わず、すべての人にとって重要なホルモンだということが分かっています。オキシトシンには、人とのつながりを感じさせる・安心感をつくる・ストレスをやわらげる・免疫の働きを整える・血圧を安定させるといった、体全体に関わる幅広い作用があります。
このオキシトシンが分泌されやすくなるのが、「触れること」です。皮膚には【CT線維】と呼ばれる神経が存在しており、強い刺激ではなく、ゆっくりとしたやわらかい触れ方に反応する特徴があります。安心できる相手にそっと触れられた時の感覚が、皮膚から脳へと伝わり、体に「安全だよ」という信号を送ることで、オキシトシンが増えやすくなると考えられています。
2005年のノースカロライナ大学の研究では、閉経前の女性59人を対象に、10分間の温かい接触と20秒間のハグを行った結果、日常的にハグの頻度が多い女性ほどオキシトシン濃度が高く、安静時の血圧・心拍数が低いことが確認されました。気分が良くなるだけでなく、体の状態そのものに影響している可能性があるということです。
さらに見逃せないのが、ストレスホルモンである【コルチゾール】との関係です。コルチゾールが高い状態が続くと、免疫低下・炎症の長期化・血圧上昇・慢性的な疲労感といった影響が出やすくなります。オキシトシンにはこのコルチゾールの分泌を抑える作用があるとされており、スキンシップ→オキシトシン分泌→コルチゾール低下→リラックス状態→免疫・血圧への好影響、という流れが体の中で自然に起きています。
免疫との関係も見逃せません。2015年のカーネギーメロン大学の研究では、健康な成人406人を14日間追跡し、日常的にハグを受けていた人はストレスによる風邪の感染リスクの上昇が抑えられ、感染した場合でも症状が軽い傾向があることが分かりました。
「パートナーがいないから関係ない」と感じた方も、ご安心ください。

キシトシンは、仲の良い友人や家族との触れ合いはもちろん、犬や猫といったペットを撫でるだけでも増えることが科学的に解明されています。大切なのは「誰とでも触れればいい」ということではなく、安心できる相手との心地よい触れ合いであること。今日からペットを撫でる、家族の手をそっと握る、大切な人に軽くハグをする、そんな小さな習慣が、体と心を確実にゆるめてくれます。

オキシトシンを増やすには、少し勇気を出す必要がありますが、タッチケアが一番です。でも、犬との間でも幸せホルモン(オキシトシン)を増やせることが科学的に解明されています。ご存知でしたか?これは高齢化社会で一人世帯が多くなっている現況では朗報です
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オキシトシンはまさに幸せホルモン

ところで、あなたは信頼できる人に抱きしめられ、ふわ~としたなんとも言えない感覚を経験したことはありませんか?
これは、抱きしめられるだけで、オキシトシンが分泌されるからです。ストレスや恐怖、心配ごとがなくなるのです。オキシトシンはまさに幸せホルモンなのです。
オキトシンは他者への攻撃性もある
オキトシンについては、NHKスペシャルで2回に渡って放映されました。
オキトシンのことをよく理解するには、この番組も参考にするとよいです。
第1弾放送では、オキトシンは愛情だけでなく、同時に「他者への攻撃性」を強める作用があることが、最新の研究で明らかにされたと放映されました。
このことが、出産後、ママたちが”なぜか夫に対してイライラが止まらない!”理由とのことです。
いずれにしても、オキシトシンはうまく使いこなせば、山をも動かします。





