健康に自信がある方でも「急激な血圧の上昇」は見逃せない!
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ピストル血圧は日常生活の中で起きている
ピストル血圧とは、上のグラフのように血圧が一時的に急上昇する状態のことです。
急激な血液の圧力で血管の壁はボロボロに傷つきますから、突然死の可能性もあり極めて危険なのです。
日常生活を見渡しても、血圧が急激に上がりやすい条件はいろいろあります。
普段あまり気づいていないだけです。
特に低気圧は要注意です。
低気圧は細胞にかかる圧力が低下するから血圧にも悪影響を及ぼします。
とくに注意すべき事項
「その原因はXにあり」のテレビ番組の中では、次の3つがピストル血圧を起こしやすいと注意を喚起されました。
①急激な温度変化~入浴するときは浴室と脱衣所の温度変化は特に注意が必要です。冷えた環境から急に暖かい場所へ移動するとき、血管が反応して血圧が急上昇することがあるのです。
<池谷先生によると>血圧は冷たいと感じる刺激によって血管が縮みあがるため急上昇するそうです。
②朝から運動~早朝ゴルフや朝一番のジョギング。
また、朝は血圧が自然と高くなりやすい時間帯です。
夜より朝の方が血圧が上がりやすいのです。
そのため、朝の運動は慎重に行う必要があり、特にゴルフやジョギングをする際は注意が必要です。
夜より朝の方が血圧が上がりやすいのです。
ゴルフ好きの里見浩太朗さんの血圧を番組で測ったら、安静時138前後の血圧が最初のショットで183に。3ホール目のティショットでは204という驚異的な数字になったとのことです。
<池谷先生によると>ゴルフ場では 脳や心臓の病気がかなり起こりやすく、特に最初の1番2番ホールでの事故が多いのだとか。また早朝ジョギングはよく見かけますが、朝起きてから1~2時間は無理をしないことが大切だそうです。
③メンタル~イライラ、自分へのプレッシャー、興奮しすぎ。
メンタル面でのストレスやイライラも血圧を高める要因となり得ます。
痛恨のミスショットを打ってしまった里見さん。この時血圧は199まで大幅上昇したそうです。子供へのイライラもそうですが、イライラはとにかく血圧を上げます。
<池谷先生によると>注意すべき性格は「几帳面・完璧主義・負けず嫌い・せっかち」だそうです。このような性格の人は、高血圧に注意する必要があるとのことです。