心臓に脂肪がぺったりつくと・・・・
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心臓の脂肪が原因の心臓老化物質
心臓の脂肪が原因の心臓老化物質とは、タンパク質の一種で体内で作られるものです。
「アンジオポエチンL2」と呼ばれるたんぱく質です。
このアンジオポエチンL2は通常は細胞の状態を維持する役割を持っていて、主に心臓の細胞から分泌されます。
ところが、このたんぱく質が増えすぎると心臓の筋肉に障害を与えるのです。
そして、心臓のポンプ機能を低下させ、心筋梗塞を引き起こしてしまうのです。
座る時間が長いと
たけしの「みんなの家庭の医学」で健康状態には問題なしと語る6人を調べた結果、意外な事実が判明しました。
体型は標準の人でも、「座る時間が長い」と心臓に脂肪がつきやすく、心臓老化物質が増えてしまうことがわかったのです。
倉橋さんは午前中は一定の運動も含めて問題のない生活を送っていましたが、午後の時間帯に約2時間半のパソコン作業を毎日やっていたのです。
2014年にアメリカでも、500人以上を対象にした医学論文で同様のことが検証されています。つまり、普段運動を「している」「していない」に関わらず、座っている時間が長いほど、心臓周囲脂肪が蓄積しやすいということが明らかになっているのです。
1日に11時間以上座りぱなしの人は
心臓周囲脂肪との関係はわかりませんが、最新の研究で座りすぎは、危険だということが判明しています。
NHKあさイチでも、2回放映されました。
下の「1日に座る時間と死亡率の棒グラフを見て下さい。
これは、NHKあさイチでも放映されたのですが、1日に11時間以上座りぱなしの人の死亡率は、1.4倍になっています。