健康診断で一喜一憂していませんか?異常値の意外な真実

デブ

年に一度の健康診断や人間ドック、あるいは持病の経過観察で定期的に血液検査を受けている方にとって、結果を見る瞬間はドキドキするものではないでしょうか。コレステロールが高い、血糖値が引っかかった、再検査を勧められた——そんな経験をされた方も少なくないはずです。

特に年齢を重ねると、血圧・血糖値・コレステロールなどを指摘される機会が増え、「生活習慣病につながるのかな」「何か病気が隠れているのでは」と不安になりがちです。そして多くの方が、基準値を超えた数値を「異常=病気」と結びつけてしまいます。

ところが、精神科医の和田秀樹先生や医師の近藤誠先生といった専門家が以前から指摘しているように、健康診断で見つかる「異常値」が、実際の健康状態を必ずしも正確に反映しているわけではありません。そもそも基準値とは、「この数字を超えたら病気」という線引きではなく、健康とされる多くの人のデータを集めて「このくらいの範囲に入る人が多い」という目安として作られたものです。統計的に見れば、健康な人でも約20人に1人は基準値から外れた数値を持つとされており、異常値が出たからといって即座に病気と決まるわけではないのです。

健康診断の数字は

 


数字は、年齢・性別・民族・体質によっても大きく異なります。カナダで行われた大規模研究では、子どもから高齢者までの血液検査データを解析した結果、ほとんどの検査項目で年齢や性別ごとに基準値を分ける必要があると報告されています。

20代と80代で体の状態が同じはずはなく、筋肉量もホルモンバランスも腎臓・肝臓の働きも異なります。また、女性の場合、閉経前後でLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値が大きく変化することが知られており、これは食べ過ぎや運動不足だけでは説明できない、体の自然な変化によるものです。さらに同じ検査項目でも、アジア系・白人系・アフリカ系・ヒスパニック系で違いがみられることも海外研究で報告されており、世界共通の基準値が全ての人に当てはまるわけでもありません。

加えて、前日の睡眠不足・ストレス・食事内容・運動量・飲酒の有無といった一時的な要因によっても数値は変動します。寝不足の翌日に血糖値が上がったり、激しい運動の後に肝機能や筋肉由来の数値が上昇したりするケースもあります。つまり健康診断の数字は、私たちが思っている以上にさまざまな影響を受けているのです。

だからこそ重要なのは、基準値の内側か外側かという一点だけに注目することではなく、自分自身の過去のデータと比較して変化を追うことです。

多くの研究でも、集団の基準値よりも個人の経時的なデータの方が体の変化を早期に察知できる可能性が指摘されています。今年の結果が気になるなら、昨年・一昨年の数値と見比べてみてください。毎年ほぼ同じなのか、急に変化したのか、生活習慣の変化と連動しているのか——そうした視点で眺めると、健康診断の数字は「怖い通知表」ではなく、未来の健康を守るための有益な手がかりになります。基準値はあくまで目安のひとつ。他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べるためのツールとして活用することが、健康診断を最大限に生かす方法です。

健康診断のどこが問題か?

出典;news.yahoo.co.jp


私は今まで、健康診断は健康のために必要不可欠だと信じていました。

ところが、日本の場合は労働安全衛生法の規定で、事実上健康診断を受けなければいけなくなっているそうです。

そして、40代以降はこの健診に「ひっかかる」ことが増えてきます。

ここまではまだいいのですが・・・・。