呼吸は命の根源でその呼吸法は自分の夢や目標を実現する上でも重要!
Contents
日本古来の呼吸法「密息」
また、密息という少し特殊な呼吸法も存在します。
これは中村明一さんという尺八の奏者が用いている呼吸法です。
やり方は上の写真の通りです。
まずは骨盤を立て、浅めにいすに座って下さい。
背中を直立させたまま、前傾姿勢になって骨盤を倒し、お腹を膨らませながら息を口から吐いてください。吐ききったら今度は鼻から吸いますが、このときも膨らんだままのお腹をキープするつもりで吸うことです。
密息のいいところは、コロナ禍のマスク生活で弱った横隔膜を鍛えることが出来る点です。
それに、密息は尺八演奏者だけでなく、古武術にも適した呼吸法みたいです。
それは、肋骨をほとんど動かさないため、呼吸のタイミングを見抜かれにくいからだそうです。
このように、呼吸法はそれぞれの目的や状況に応じて選ばれ、活用されています。
私にぴったりの呼吸法
密息が私にぴったりの呼吸法だと思ったのは、毎朝、ほぼ同じようなやり方をしていたからです。
もちろん、この記事を書くまでには密息という言葉さえ知りませんでした。
実は75歳という高齢になって、現在、尿があまり出なくなって、溜まった尿を抜き取る「導尿」をしています。病院で治らないとは言われましたが、それでもあきらめず、毎朝、膀胱に手を当てて、”今の自分は大丈夫”と言いながら、密息とほぼ同様の呼吸法をしているのです。