痩せるホルモンが増えるサバ水煮缶は悪玉コレステロール減や骨粗鬆症予防にも!

手軽に料理に使えるサバ水煮缶!
実は痩せるホルモンが増えることがわかっているんです。
その他うまく利用すれば、悪玉コレステロールを下げげることができるし(ジョブチューン報道)骨粗しょう症だって効果的に働きます(NHKあさイチ報道)。
そのワケは、サバ缶の製造方法にあります。
Contents
サバ水煮缶で痩せるホルモンが増える
食物繊維・サバ水煮缶を食べると、痩せるホルモン(GLP-1)が増えます。
そして、血糖値の上昇を抑えることもできます。
それは「EPA」(サバ水煮缶)と「食物繊維」が小腸を刺激するのに一番いい栄養素だからです。小腸を刺激すると、痩せるホルモン(GLP-1)が増えるのです。
でもただサバ水煮缶を食べただけでは、人によっては太る可能性もあります。
それはサバ缶はカロリーが高いからです。(サバの水煮1缶で300~500Kcal)
下の日本経済新聞に載っていたデータによると、「EPA+ウォーキング」を実践した人は、「プラセボ(偽薬)+ウォーキング」に比べて体脂肪の減少幅が大きく、筋肉などの増加幅も大きかったという結果になっています。

出典:日本経済新聞
つまり、EPAをダントツに含むサバ水煮缶を食べてウォーキングすれば、痩せる効果が高いということがデータ的にも裏づけられているということです。
痩せるホルモン「GLP-1」とは?
GLP-1とは、小腸や大腸の粘膜から分泌されるインスリン活性物質のことです。
すい臓のベータ細胞を活性化して、インスリンの分泌を促進する働きがあるのです。
山田裕一郎教授(秋田大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝・老年内科学)監修の記事には次のように書いてあります。
食事をとると小腸から分泌され、インスリンの分泌を促進する働きを持つホルモンをインクレチンといい、GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)とGLP-1(グルカゴン様ペプチドー1)があります。2型糖尿病に対する新たな治療薬として注目されるのがGLP-1です。
GLP-1は、食事をとって血糖値が上がると、小腸にあるL細胞から分泌され、膵臓のβ細胞表面にあるGLP-1の鍵穴(受容体)にくっつき、β細胞内からインスリンを分泌させます。GLP-1は、血糖値が高い場合のみインスリンを分泌させる特徴があります。
インスリンというとすい臓のベータ細胞から分泌されますが、小腸や大腸にも同様の働きがあることがわかったのです。
このGLP-1は、食欲を抑える作用があるので、「みんなの家庭の医学」では、痩せるホルモンとして紹介されたものです。
太らない人は痩せるホルモンの量が多い
「みんなの家庭の医学」では、太っている人2名と痩せて人2名の食事前と食事後の痩せるホルモン(GLP-1)の量を調べました。
太っている人のGLP-1の量は50%未満でした。
それに対して、痩せている人のGLP-1は大幅に増えていました。
1人は400%を超えていたのです。
つまりこのGLP-1の分泌量の多い人は、特にダイエットをしなくても太らないということが証明されたのです。
サバ水煮缶の驚くべき栄養
サバ水煮缶はビタミン類(B12、B2、B6、D、E)やナイアシン、カルシウム、タンパク質、脂質、亜鉛、リン、銅などを豊富に含んでいます。
もちろん痩せるホルモンの分泌を促す働きのあるEPAもたっぷりと含んでいます。
しかも、さば水煮缶の場合は、水や塩水を加工時に使うだけだから糖分が増える心配がないです。
ところが、味噌煮や味付きは調理の過程で糖分が多くなるし、カロリーも高くなってしまいます。
さらに、サバ缶などの缶詰は、栄養素が失われにくいというメリットがあります。
とくに極めて貴重なEPA・DHAは熱に弱く溶けやすいので、缶詰以外は栄養素が失われやすいです。その点缶詰は、栄養分がそのまま煮汁などに閉じ込められています。また、骨に含まれるカルシウムやビタミンD、内蔵に含まれる鉄分や亜鉛などを丸ごと摂れるというメリットもあります。
サバ水煮缶に含まれているEPA
サバ水煮缶に含まれているEPAは他の食品に比べてダントツです。
そして山形県のある地域ではサバ水煮缶を毎日のように食べており、実際測定したGLP-1の量はかなり多かったです。
でもEPAはあじ、いわし、さんま、さば等の青魚にも多いので、無理してサバ水煮缶だけを食べ続ける必要はないです。
野菜の食物繊維も含めて考えれば、血糖値コントロールはうまくいくのです。
サバ水煮缶と食物繊維をうまく組み合わせると

出典:cookpad
小腸を刺激するのに一番いい栄養素は「EPA」(サバ水煮缶)と「食物繊維」です。
サバ水煮缶ダイエットだからと言って、毎日食べ続けることは大変です。
摂取カロリーも高くなってしまいます。
それで、「サバ水煮缶」と「食物繊維」をうまく組み合わせてダイエットすればいいのです。
また、肝油などをうまく利用するのもいいかも知れません。
【組み合わせ時の食物繊維の目安】
小腸を刺激するのに必要な食物繊維の具体的目安は、1日18gです。これを野菜で換算するとレタス→4個半,きゅうり→18本です。
日本人の食物繊維1日当たり摂取量は13gですので、あと5g摂ればいいのです。
食物繊維の多い順にアボカド、ひじき、かぼちゃが5g以上あります。これらをどれかひとつ余計に付け加えて食べればいいということです。
悪玉コレステロール減にも!
サバ水煮缶を1缶づつ、毎日食べ続けると心臓の原因悪玉コレステロールが減少するとのことです。(心臓血管外科医の新浪博士先生談)
大根のイソチオシアネートは血液サラサラ効果があるので、サバ缶サラダはお勧めです。
作り方は上の写真より。
また、タマネギのイソアリインという成分も血液サラサラ効果が期待できますので、サバのトマト煮込みもいいです。
骨粗しょう症予防にも!
NHKあさイチのテレビ番組で、栄養士の佐藤秀美さんは、サバ水煮缶と一緒に小松菜を食べることを推奨していました。
それは、サバ水煮缶は生のサバより、3倍以上のカルシウムを摂ることができ、それに小松菜が加われば、小松菜に多いビタミンKがカルシウムの吸収を高めてくれると言うのです。

出典:healthfoods-nutrition.com
だから、「サバ水煮缶と小松菜炒め」レシピだと、サバ水煮缶のカルシウムが骨に沈着し、骨粗しょう症の予防効果も期待できるというワケです。

サバ(水煮)缶と小松菜
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