低血糖症状はダイエットでもなる可能性がある!

低血糖症状は誰にでもなる可能性があります。

身近な問題で言えばダイエットでも起きているのです。

意識障害

出典:ダイエットでも恐い低血糖!?

 

もし、車の運転でもしていて、低血糖症状になったらゾッとします。

実際、低血糖で意識障害になって大事故を起こした例もあります。

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ダイエットでも低血糖症状

低血糖症

出典:Quality of Life Style

ダイエット中の女性に多いのが「3低」と言われる症状、低体温低血圧、そして低血糖です。

 

ノンストップの番組では、柏崎良子先生に低血糖の特徴や症状、その予防法について伺いました。

柏崎良子先生

出典;mariyaclinic.com

◆柏崎良子先生はマリア・クリニック院長で、約3000人の低血糖の患者を診てきた「低血糖症治療の会」の顧問をしておられる先生です。

◆茨城県鹿島郡鹿島町に生まれる(現、鹿嶋市、旧姓;内田)
◆千葉県立佐原高校卒 横浜市立大学医学部卒業 横浜市立大学付属病院第一内科入局  千葉大学付属病院呼吸器内科入局 横芝・山崎病院勤務 1987年4月内科小児科 マリヤ・クリニック開業 千葉市立小中台小学校校医 内科医会、小児科医会 心身医学会
◆趣味;ピアノ、生け花(古流)、ゴルフ、散歩

先生によると、糖尿病でなくてもダイエットでも低血糖になるといいます。

短期間のダイエットは問題ないそうですが、長期間のダイエットはエネルギーを使い尽くしてしまうそうです。

そうなるとエネルギーを補うことができなくなって、低血糖を起こしてしまうそうです。

 

健康な人は食事後血糖値が上がり、その後緩やかに下がっていきます。

ところが、低血糖症の人は、血糖値が急激に下がり、60mg/dl以下になってしまうそうです。

 

会社員Aさん(33)は、働きたいのに・・・、疲労感と眠気に襲われ、そのあと頭痛、鎮痛剤を毎日使用しても治らず、病院では異常なしという診断でした。

このように低血糖症は、病院でもなかなか発見しづらいのです。

 

低血糖症の特徴的な症状 

出典:uemura-clinic.com

出典:uemura-clinic.com

低血糖症の特徴的な症状は、次のようなものです。

・無気力・倦怠感・計算力減退など(血糖値50mg/dl)

・発汗・動悸・震え・顔面蒼白など(血糖値40mg/dl)

意識喪失・けいれんなど(血糖値30mg/dl以下)

 

意識喪失になると

車事故

低血糖症で意識喪失になると恐ろしい事故を引き起こしかねません。

 

実際、大阪市の繁華界で、ワゴン車が暴走し3人が重軽傷を負うという大きな事故が起きています。

事故を起こした男性(65)の供述によると、「昼食をとうろうと(車で)走っている途中から意識がなくなった・・・」というのです。

大阪府警は、男性は糖尿病の治療で低血糖になり、意識障害を起こしたと判断しました。

つまり、インスリンを投与して血糖値が下がリ過ぎてしまい、低血糖状態になったと見られているのです。