ゆるい糖質制限で、心臓病って本当?

私は今まで「ゆるい糖質制限」をしていると若返るとばかり思っていました。
ところが、ゆるい等質制限で、心臓病、脳卒中になるというのです。
非常に気になります。確か桐谷秀樹氏の急死は心臓病だったですよね!
Contents
私が「ゆるい糖質制限」がいいと思っていた根拠
私は日頃から、なるべく糖質は摂らないようにしています。
主食のご飯はなるべく控え、お菓子類などはほとんど口にしていません。
魚は毎日食べるようにして、脂分の少ないむね肉やレバーなども積極的に食べています。
但し、野菜類はたくさん食べています。
葉物だけでなく、糖質の多いカボチャやいも類も好んで食べていますので、かなりゆるい糖質制限食ではないかと思っています。
それで、「糖質制限で心臓病になる」とういう記事はものすごく気になりました。
ゆるい糖質制限は若返るはず
糖質制限をすると基本的には老化を防ぎ若返るはずです。
その最大の私の根拠はAGEです。
ゆるい糖質制限でも心臓病のリスクが高まった!
「本当は恐い糖質制限」という本によると、「長期的に糖質を制限していると、心筋梗塞や脳卒中などの心血管病にかかる確率が高まることが統計的にあきらかになった」と書いてありました。
低糖質制限でもリスクが高まるという結果は、2012年6月、イギリス医師会雑誌「BMJ」に掲載されたものです。
現在、糖質制限ダイエットをしている人には、大変ショッキングな内容かも知れません。
心臓病と食事に関する研究結果
この研究は、アテネ大学(ギリシャ)のパゴナ・ラギオ博士らのグループがスエーデンのウプサラに在住する4万3396人の女性を対象に、平均15.7年間、追跡調査したものです。
博士らは、1991~1992年に30~49歳だった女性から、約10万人をランダムに抽出し、ライフスタイル、身長・体重、疾患の有無」、身体活動量、過去半年間の食物摂取頻度、飲酒歴、喫煙歴などをたずねるアンケート表を送付し、その後の病歴を調査しました。
病歴では虚血性心疾患(703人)、虚血性脳卒中(294人)、出血性脳卒中(70人)、クモ膜下出血(121人)、抹消動脈疾患(82人)などの心血管病が認められました。
この研究では、心血管病と食事の関係を見るために、糖質摂取量とタンパク質摂取量を10段階のグループに分け、点数化し(糖質摂取量が少ないほど点数が上がり、タンパク質摂取量が多いほど点数が上がる。つまり低糖質・高タンパク質食の点数が高くなる)、各人の点数を統合し、その点数と心血管病になるリスクを計算しています。
その結果、糖質摂取量が1段階減り、タンパク質摂取量が1段階増えると、それぞれ心血管病の発症リスクが4%上がっていました。
つまり、糖質をあまりとらず、タンパク質が多い食事ほどリスクが高まるということです。
さらに、低糖質・高タンパク質の数値が2段階上がることに、5%ずつ心血管病のリスクを高め、しかも、標準的な糖質・タンパク質摂取グループに比べ、もっとも低糖質・高タンパク質グループの心血管病のリスクは60%も高くなっていたのです。
この調査で、もっとも糖質制限をした人でも、食事全体に占めるカロリー量は32%。
厳しい糖質制限を課すアトキンスダイエットなどでは15%以下に求めているので、かなりゆるい糖質制限です。
まとめ
「ドクター江部の糖尿病徒然日記」では、糖質制限食と「脳心血管疾患」について次のように書いてありました。
出典:糖尿病徒然日記
糖質制限食で動脈硬化のリスク要因となる「コレステロール、中性脂肪、血糖、血圧、肥満など・・・」全てが改善しますので少なくとも理論的には、動脈硬化の予防になると思います。
それで、なぜ低糖質・高タンパク質の食事になればなるほど、心血管病のリスクを高めるのか?
江部康二先生の見解とは、全く正反対の結果になっています。
塩分など他の要因もあるのかも知れません。
但し、いずれにしても動脈硬化に良い野菜類や青魚類を積極的に食べていれば、全く問題ないのではないかと思います。
逆に、歳をとればとるほど肉を食べなくなる傾向があり、高齢者はもっと肉を食べないと栄養失調になってしまうという問題もあります。
とにかく、バランスの悪い食生活は、様々な病気の原因になります。
それで、単純にゆるい糖質制限が悪いと結論づけるのも問題がありそうです。
動脈硬化予防には日本山人参という薬草を!
私の場合は、野菜や青魚に加えて、動脈硬化の予防効果がある薬草茶を毎日飲んでいますので、動脈硬化の心配は全くありません。
今までは潰瘍性大腸炎という病気で苦しんだこともあり、脂分の多い肉類は控えてきましたが、これからは肉類も積極的に食べようかと思っています。
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