なぜ志摩の海女が健康で長生きするのか?

健康で長生きしたいと思ったら、志摩の女の食生活は非常に参考になります。

志摩の海女
志摩の海女は甘いお菓子は食べないそうです。
でも、嫌いな人参は食べるそうです。
どうもこれが長生きの秘訣みたいです。
志摩の女は働き者

出典:amabunka.sakura.ne.jp
志摩の海女は働き者で、男を働かせない海女の神さまです。
若い男は赤ん坊などの子守をして、いっさい他人の目にふれるところでは働きません。
それは「男は働いてはならない」という風習があるからだそうです。
そのかわり海女は野良着姿で朝5時頃からいもや野菜を作り、9時すぎには海女の装束になって海岸へでていき、3時頃からまた暗くなるまで畑仕事に精を出します。
夕食の支度、後始末もいっさい自分でやります。
志摩の女が長生きのワケ
海女たちの食生活は、さつまいもと麦を主食にし、大豆やゴマ、野菜そして海の幸を食べています。
そして甘い菓子は控え、嫌いな人参を食べるそうです。
嫌いな人参を食べる理由は、「いや、じつは好きではないのだが、海に深く潜って、アワビをみつけて、いざ、とるとういうとき全身の力を入れる、人参を食べていると、そのとき力が出るから止められません」ということだそうです。
海女たちはとくに睡眠を心がけ、8時過ぎには寝るそうです。
同じ海女でも伊勢湾の神島の海女はあまり長生きしていません。
これは野菜を作っていないため、野菜不足になっているからだそうです。
志摩の海女は、人参を食べると力が出て、甘いものを食べてはいけないということを、長年の経験で知っているのです。
下の「日本の長寿村・短命村」という本に書いてありました。
なぜ人参はOKで、甘いお菓子はダメ?
志摩の海女は、人参を食べると力が出ると言っていましたが、にんじんの栄養は、カロチンがびっくりするほど多いことです。
それだけでなく、ビタミンB1やB2、C、カルシウム、鉄分、リンなども含んでいて、まさに野菜の万能選手ともいえるほど栄養価が高いです。特に最近では、カロチンの効用について研究が進められ、抗ガン作用があることがわかってきました。
志摩の海女に限らず、人参は嫌いな人も含めて、全ての人に食べて頂きたい野菜です。
私も人参は苦手ですが、繊切りにして好きなものと一緒に食べると美味しく食べられます。嫌いな人参でも料理の仕方ひとつで美味しく食べられます。
一方、甘いものをとり過ぎ、それが依存症になると低血糖症になる恐れがあります。
低血糖状態になると目まいや冷や汗、イライラ、動悸、集中力の欠如といった状態になります。
それだけならまだいいのですが、糖尿病など様々な病気の原因にもなります。
糖尿病になると
糖尿病になると「甘いものを食べたい」という誘惑はさらに強まり、糖尿病はなかなか改善しません。
糖尿病になると、血中には糖が増えますが、細胞は糖が足りない状態になります。
それで、甘いものを食べるように脳から指令が出るからです。
単純に無理やり甘いものを断とうとするとストレスになって、その反動でかえって食べすぎ逆効果になることも多いです。
甘いものを食べたくなったら、低脂肪素材や野菜を使った低カロリーのスイーツを作って食べるとよいです。
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