女性が特に気をつけたい「子宮内膜症と閉経後の癌」

歳とともにガンが増えるのはやもえないことです。
ただ女性の場合は、閉経後、とくに気をつけないといけない病気があります。
それは、癌を誘発する子宮内膜症と閉経後の癌です。
Contents
子宮内膜症とは?
子宮内膜症とは、本来は子宮内にあるはずの子宮内膜の組織が、卵巣や卵管といった子宮以外に形成されてしまう病気です。
子宮内膜症は、月経が活発に起こる20~40歳代の女性によく見られ、不妊の原因になると考えられています。
実は最近、この子宮内膜症の存在が卵巣がんを誘発する病気として注目されているのです。
子宮内膜症を放っておくと、子宮内膜が卵巣に飛んで、卵巣がんになることがあるのです。
正常な生理では子宮内膜症はガマンできないほど痛むことはないです。
但し、悪化させないためにはきちんと検査を受け、早期発見することが大切です。
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子宮内膜症の検査方法と費用
婦人科で検査をうけましょう。
子宮内膜がどの場所で起こっていて、重症度はどの位なのかを診断するために、様々な検査が行われます。
①問診 ②内診・腔鏡診・直腸診 ③エコー検査 ④血液検査(腫瘍マーカー) ⑤MRI・CT検査
費用は、超音波検査や血液検査は5000円~7000円、MRI・CT検査は1万円前後が目安となります。
<子宮内膜症を発見する方法>
以下のような症状がある場合は子宮内膜症を疑って見ましょう。
①痛みがひどくて、鎮痛薬を飲むことがある。
②年齢とともに痛みがひどくなる。
③閉経になっても痛みが続く。
④排便痛や性交痛などが見られる。