健康に食物繊維~慈恵大学病院では大麦ご飯が患者さんの食事に!
近年、腸活ブームの中で食物繊維の重要性が広く認識されるようになりました。
しかし、普段から意識して摂取している方はどれほどいるでしょうか?
野菜をあまり好まない方にとって、食物繊維の摂取は難しいと感じるかもしれません。
そこで、手軽に健康効果を得られる「食物繊維のキング」をご紹介します。
食物繊維はかつて軽視されてきましたが、今では「第6の栄養素」としてその重要性が広く認知されています。
腸内の善玉菌のエサとなるだけでなく、腸の炎症を和らげ、血糖値やコレステロールの調整、食べ過ぎ防止、体重管理のサポートなど、全身の健康に貢献する必須栄養素です。
食物繊維は、海藻、果物、野菜、穀類、大豆、豆類、きのこ類、ナッツ類など多様な食品に含まれています。
中でも、近年の研究で最も注目されているのが、βグルカンです。
大麦ご飯はその代表的な例で、慈恵大学病院でも患者さんの食事に取り入れられ、健康効果が実感されています。
大麦ご飯は美味しさと健康効果を兼ね備え、多くの家庭でも注目されています。
体重管理や血糖値、コレステロールの調整を考える方は、ぜひ食卓に大麦ご飯やきのこ類を取り入れてみてください。