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若年性アルツハイマー闘病記ブログ~うつや脳梗塞と勘違いすると?

 2018/06/14 その他情報 この記事は約 11 分で読めます。 7,335 Views

お年寄りだけでなく、働き盛りの若い人の間でも認知証が発症し、「若年性アルツハイマー病」として深刻な社会問題となっています。

アルツハイマー病とは、脳細胞が破壊され、脳が萎縮していく病気です。

ここ10年間で、15倍以上も増えています。

若年性アルツハイマー病

うつや脳梗塞等と勘違いすると進行を早めます。

どう向き合えばいいのかもわかりません。

そこで、若年性アルツハイマー病について、下記の「闘病記ブログ」を参考にまとめてみました。

若年性アルツハイマー病「闘病記ブログ」

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もし、若年性アルツハイマー病になったら、どう向き合えばいいのか?

下の金スマの「夫婦の闘病記ブログ」は参考になります。

10年以上にわたる夫婦の闘病生活、そこからみえたものとは・・・?

「夫婦の絆」でした。

神奈川県横浜市在住の加々美美子さん(59歳)、10年前に夫の威志さんが59歳のとき若年性アルツハイマー病と診断され、現在は風邪をこじらせて、熱が下がらないうちに肺炎になってしまって、入院しているとのことでした。

夫の威志さんは元東大生です。

 

美子さんによると、「本当に色んな事が順々に出来なくなって、最後は寝てるだけになる、色んな段階が今思うと、あそこが大きな変わり目だったなというのが何カ所かあります。」ということでした。

 

10年間の密着取材より

10年間にわたる密着取材した映像に映しだされた威志さんの姿は下記のような状態でした。

着替えの手順がわからず、美子さんの指示で行う、6年間歩きなれたコースを散歩し、いつもの道を間違えてしまって自分がどこにいるのかもわからない、美子さんからかかってきた電話もとり方がわからない、さっき教えてもらった電話の使い方がわからない、新しいことを記憶するのが難しいという・・・

何とも言いようのない姿でした。

 

東大卒のエリート社員で、毎日妻を気遣う優しい夫の威志さんの異変に、美子さんが気づき、最初診てもらった時は脳梗塞という診断でした。

若年性アルツハイマー病は初期段階のMRI検査では判別が困難なのです。大事なのは早期発見で進行を遅らせる方法はあるとのことでしたが・・・。

 

その後、仕事にも支障がでるようになり、初診から3年後若年性アルツハイマー病とわかったそうです。

それに対して、威志さんは、「自分は若年性アルツハイマー病だと宣告された、それはもう紛れもない事実。だけども少しでも自分の力でほんのすこしでもいいから頑張ってみようじゃないか」ということで前向きに笑顔を絶やしませんでした。

 

定年半年前に休職し、やがてそのまま退職することになりましたが、できた時間をアルツハイマー病の勉強にあて、こうして病気と向き合っていく決意を2人でしました。

美子さんは、自分のことは自分でやらせ、計算ドリルもさせながら、もうひとつの日課として2人で体操をしました。

 

仕事ができなくなったことに対して、威志さんは「仕事の時の物?これは一切捨てました。おしまい!バンザーイ!これで自由になれる!朝起きなくても良い!」と、できなくなったことを悔やむのではなく前を向いて生きるように心がけていたのです。

病状が進行し、今の季節もわからない、図形も書くことができないようになっても、威志さんは、妻の役に立ちたいと簡単な家事を手伝っていました。

 

そして同じ病気の人が集まる場に行ったときは、「こんな病気になっちゃたんだけどもこういった所にいると同じような境遇の人がいる。そうすると辛いのは自分だけじゃないと、みんなそういう人たちも悔しい想いもしているだろうし・・」というようなことを語っていました。

笑顔を絶やさず過ごせる理由もわかっていて、クリスマスのメッセージカードに書いたのは、「よしこさんいつもありがとう」いう言葉でした。

 

さらに症状が進行して、会社の元同僚たちが集まる親睦会に招かれた時は、「私の病気は治る病気ではない。覚悟を決めています。だけど悲しいとか、つまんない気持ちになったかっていうと、そんなのは全然なかったですね。なぜかというとまずここに素晴らしい妻が、この人と一緒に暮らすことができる。これはまだまだ10年でも20年でも30年でも一緒に暮らすことができる。大変嬉しく思っています。」と語っていました。

 

そんな威志さんの事を診断から10年の美子さんが語ったのは・・・

診断から10年、夫の病状はかなり進行。私1人で介護することは難しく、デイケアやヘルパーを利用することが毎日。日課にしていた散歩や夫婦で行っていた体操ももう出来なくなりました。食器洗いは今でも続けていますが、同じコップをいつまでも洗っています。自分が何をしているのか、できていないのでしょう。幼少期頃から弾いていたピアノも得意だった計算ももう覚えていません。そして、私の事も。夫と結婚した事も私が妻であることも時折、理解していないと感じる時があります。それでも私を親切で大切な人だと思ってくれているようです。何より時々口にしてくれる”ありがとう”の言葉が、今の私の支えとなっています。これから夫はどうなってしまうのか分かりませんが、2人で病と闘っていくつもりです。

 

もう記事を書いているだけで、涙がこぼれてしまいますね!

ほんと、アルツハイマーという病気がどういう病気かよくわかり、いろいろと考えさせられるものがいくつもありました。

 

若年性アルツハイマー病とは?

アルツハイマー

出典:認知症・アルツハイマー病を理解する

認知証の大部分は65歳以上に発症しますが、65歳以下でも発症します。

その場合、「若年性認知証」、「若年性アルツハイマー病」と呼ばれ、お年寄りの認知証とは区分されています。

 

若年性アルツハイマー病も老年性と同じように、最初は、もの忘れが増える、日付や自分のいる場所がわからなくなる、感情表現など精神活動が低下する、といった症状が見られます。

しかし、老年性よりも病気の進行が早く症状も重くなる傾向が見られます。

万が一発症しても、発症初期より前の「前駆期」段階で発見し、適切なケアを受けることができれば、病気の進行を遅らせることができます。

 

新井平伊医師(順天堂大学大学院教授)によると、若年性アルツハイマー病は、原因がわからず、根本的な治療法は見つかっていないといいます。

重さで比較すると健康な人の脳に比べて約半分に、進行は15~20年かけて脳が萎縮していきます。

お年寄りのアルツハイマー病に比べて進行が早いです。

 

それで、仕事が続けられれなくなり、退職するケースが多いのです。

このことが、社会的にも大問題となっています。

そして、家族への金銭的負担や介護などの肉体的、精神的負担が長期化するのです。

あなたの平和な家庭にも、いつこんな災難が・・・・

離婚されてしまうことだってあるんです。

 

うつ病と勘違いしやすいから怖い!

うつ病

若年性アルツハイマー病は、初期段階だと、うつ病にとてもよく似ていて間違えやすいです。

それで、対応が遅くなり、症状も重くなりがちです。

 

うつ病になると、気持ちが落ち込んで意欲が低下し、常に憂うつな状態になってしまいます。

また、反応が遅くなったり、仕事や家事など、やらなくてはいけないこともやらなくなることがあります。

若年性アルツハイマー病も同じような症状が出るので見分けるのが難しいのです。

 

若年性アルツハイマー病の場合は、ある日、突然人格や性格が変わったり、反応が遅くなるしなくてはいけないことが出来なくなるという症状が発症します。

うつ病には、そういう症状はありませんので、突然、そういった症状が出た場合は、アルツハイマー病を疑ってください。

 

必要以上にアルツハイマー病の発症をおそれることはありませんが、物忘れや同じようなミスが続いても、「年のせいだ」と軽く考えてしまいがちです。

物忘れとアルツハイマーの違いを事前に知っておくことは、早期発見のためにも必要不可欠です。

 

アミロイドβの蓄積は40代から始まっている

アミロイドβの蓄積

出典:kamome.her.jp

アミロイドβが蓄積すると短期記憶能力が低下することがわかっています。

そして、それは40代から始まっています。

 

アミロイドβの蓄積で脳神経が死滅し始めるため、脳の血流量が低下し、短期記憶能力が悪化してしまうのです。

そのまま気づかずに放っておくと、脳の神経細胞の死滅はさらに広がり血流も低下ます。

そして、その範囲が拡大することでアルツハイマー病などの認知症を発症してしまうと考えられているのです。

 

物忘れとアルツハイマーの違い

物忘れ

街角調査の結果でも、物忘れは誰にでもあるようです。

でも、一般的な物忘れは、ほとんど判断力は低下しないので、日常生活にはそれ程支障が生じません。

 

ところが、アルツハイマーでは、「布団の敷き方がわからない」「年齢や日付をきいてもわからない」「自宅へ帰る道がわからなくて、パニック障害に陥ってしまう」「幻想や妄想で夫が浮気している」などなど・・・。

判断力が低下して日常生活にも支障が生じてきます。また、物忘れが数年単位でゆっくり進行していきます。

 

どんな人がアルツハイマーになりやすい?

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アルツハイマーは加齢や生活習慣が原因で、とくに社会との交わりが少ない1人暮らしの人は要注意です。

対人接触率が少ない人は多い人に比べて、その発症率は8倍になるといいます。

 

また、糖尿病のある人は正常な人に比べてアルツハイマー病の発症率が3~4倍、高くなることも最近の研究でわかってきました。

アルツハイマー病は、「脳の糖尿病」とも言われています。

脳内でインスリン抵抗性が発生すると、脳でのグルコース利用効率が低下、さらにアミロイドβの蓄積→脳の神経細胞が変性死(脳の萎縮)といった経過で、アルツハイマー型認知症が進行していきます。

糖尿病予備群の段階から、アルツハイマーのリスクは高まっているので、生活習慣の見直しが重要です。

 

また、次のような生活をしている人も、アルツハイマー病になりやすいです。

日頃から注意するようにしましょう。
①ストレスをためやすい生活
②毎日飲酒する
③タバコを吸う
④食事のメニューが偏っている
⑤運動不足

 

ちょっとした異変でも、すぐ病院で診断を!

出典:認知証あるある予防体験談

出典:認知証あるある予防体験談

若年性アルツハイマー病遅れになってしまうケースが実に多いのです。

ちょっとした異変でも、すぐに病院で診断する必要があります。

 

ところが、病院でも初期の段階では、誤診される場合があります。

うつ病と勘違いされていないか、前述の威志さんの例のように脳梗塞と誤診されていないか、注意が必要です。

自宅でできるMMSEテストをしてみるのもいいかも知れません。

 

自宅で出来るMMSEテスト

MMSEテスト

出典:rehab-idea.com

MMSEテストとは、認知機能検査(=Mini-Mental State Examination)のことです。

あなたは大丈夫ですか?

アルツハイマーの初期の症状がある人は、五角形の図形が書けなかったり重なりがうまく書けません。

また、”目を閉じてください”と言っても、不安になって、すぐ目を開けてしまいます。

  • 私たちが今いるところはどこですか?
  • 100から7を順番に引いてください。
  • 「さくら」「ねこ」「電車」という言葉を事前に覚えてもらって、後で答えてもらう。
  • 見せられた五角形の図形を書いてもらう。
  • 目をみんな閉じてもらう。

 

アルツハイマー病を予防するには?

アルツハイマー病を予防するには?

出典:nicemiddlemidi.com

アルツハイマー病の予防は、とにかく生活習慣をコツコツと見直すことです。

”規則正しい生活” ”バランスよい食生活” ”1日1食魚を食べる”と、アルツハイマーのリスクを下げることができます。

DHA、EPAを豊富に含んでいるサバ、イワシを食べるとよいです。

サバ缶、イワシ缶でもいいです。

  • 運動習慣~ウォーキングなどの有酸素運動をするとリスクが50%低下するデータもある。
  • 知的活動~読書や音楽・カラオケなどで発症リスクが60%低減。
  • 昼寝~1日30分程度。昼寝を定期的にする人はしない人に比べてリスクが1/5低減。
  • 飲酒~ワインがいい。フランスのデータでは、グラスで赤ワインを3杯飲む人は、飲まない人に比べてリスクが1/4低減。逆に、飲み過ぎや1年間に2回以上酔いつぶれる人はリスクが10倍に。

 

脳を若がえらせる認トレ【サタデープラス】

認トレ

出典:hello-world.co.jp

脳を若がえらせる認トレとは、京都ひりかわクリニックの院長、広川慶裕先生が提供しているものです。

サタデープラスでも放映されました。

 

その主な内容は、次の「体」「脳」「食」の3つからなります。

①体を使った認トレ

②脳をとことん使った認トレ

③食を使った認トレ

【サタプラ】認知症予防に!脳を鍛える認トレ体操&MCTオイルカレー

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