何となくだるい・疲れるのは自律神経の疲れが原因!
Contents
脳の自律神経が疲れると
では、なぜ自律神経が疲れるのでしょうか?
その一因に「体のゆがみ」があります。
猫背や腰の曲がりといった姿勢の悪さは、自律神経に悪影響を与えます。
体のゆがみは自律神経の通り道を圧迫し、血流を妨げ、筋肉を緊張させることで、自律神経にストレスを与えます。
これらが重なると、自律神経が弱り、慢性的な疲労を感じるようになります。
このような自律神経の疲れを解消するためには、ただ休むのではなく、適度な運動が必要です。
軽い有酸素運動や筋トレを行うことで、体幹が強化され、体の歪みが改善されます。
また、運動によって血流が良くなり、疲労物質の代謝が促進されます。
脳科学の研究者アンデシュ・ハンセン氏も、「私たちは運動するようにプログラムされている」と述べており、運動が人間の本来の行動に近いとされています。
眼が疲れやすいのも眼そのものではありません。自律神経の中枢の疲れから生じるのです。仕事のときは自律神経は交感神経モード(戦闘モード)になります。このとき、眼はライオンが獲物を狙うときのように、遠くを見るようになっているのです。しかし、デスクワークではパソコンや書類など近くを見ます。
脳は交感神経優位で働いているのに、眼に対しては副交感神経(リラックスモード)が働いているのです。この矛盾が脳に強い負担となっているのです。つまり、脳の疲れが原因で、眼が疲れるのです。
長時間のデスクワークでも
例えば、長時間のデスクワークを続けると、自律神経は過剰に働き、大量の酸素を消費します。
この過程で発生する活性酸素が自律神経中枢にダメージを与え、結果として自律神経失調症のような症状を引き起こします。
すると、自律神経はバランスを崩し、脳の働きが低下します。
疲れに伴うめまいや耳鳴り、頭痛、肩こりなどの症状は、まさに自律神経失調症なのです。
では、どうすれば自律神経のバランスを保ち、脳の疲れを和らげることができるのでしょうか?