不安を払拭するには誰でも増やせるセロトニン!
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セロトニンが増えれば
気分が落ち込んだ時などに、心に安らぎをもたらしてくれるのが幸せホルモンと呼ばれているセロトニンです。
セロトニンは夜になるとメラトニンに変わり、睡眠を促します。
メラトニンは体内時計を整えるだけでなく、免疫機能を強化する効果もあります。
坂元薫先生によると、セロトニンなどの神経伝達物質が感情などの情報を伝えているのだそうです。
坂元 薫(さかもと かおる)
東京女子医科大学 東京女子医科大学病院神経精神科 教授
1956年東京生まれ。1982年東京医科歯科大学医学部卒業後、東京女子医科大学神経精神科にて研修。1984 年同助手。1985~87年旧西ドイツ政府給費留学生としてボン大学精神科留学。1993年東京女子医科大学神経精神科講師、2003年同助教授。2007年現職。 気分障害の臨床研究に従事。日本精神神経学会評議員。日本精神科診断学会評議員。日本総合病院精神医学会評議員。日本うつ病学会評議員。NPO法人日本うつ気分障害協会(MDAJAPAN)理事。気分障害、不安障害の臨床研究、臨床精神薬理の専門領域に
おいて我が国を先導する医師のひとり。
ストレスはセロトニンの天敵
ストレスはセロトニンの天敵です。
なぜなら、過度のストレスがかかるとコルチゾールというホルモンが増え、セロトニンの分泌は抑えられてしまうからです。
気分が落ち込み、うつ状態になることもあります。
疲れやストレスなどでセロトニンなどの量が抑えれれてしまうと、情報がうまく伝わらなくなってしまいます。
そのため、食べ過ぎてブクブクと太ってしまったり、睡眠不足になったりします。その状況にさらにストレスがたまると、さらにセロトニンの分泌が抑えられて、うつ状態になってしまいます。