急激な減量は肝臓にストレスを与え脂肪肝の状態を悪化させる!
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肝臓の脂肪が減少する方法が明確になったのは世界で初めて!
正田教授は、最新研究で脂肪肝の患者の目標が明確になったと話していました。
どの程度の運動をすれば肝臓の脂肪が減少するかがわかったのは、世界ではじめてだということです。
脂肪肝の最新研究で対象にしたのはアルコールが原因ではない「非アルコール性脂肪性肝疾患」です。
体格指数(BMI)が25~49の男性169人の日々の活動状況を3カ月計測して分析したのです。
その結果、「やや強めの運動を週に250分以上こなしたグループは、善玉コレステロールや肝臓の炎症を抑える物質が増え、内臓脂肪の面積や血中の中性脂肪の濃度が下がるといった効果が表れた」というのです。
同時に、「体重の減り具合と脂肪肝とは関係がなかった」という事実もわかったのです。
運動の目安
脂肪肝を減らし治すためには毎日、早歩きや水中ウォーキングを30分行えば良いとのことです。
普通のウォーキングなら50分必要とのことです。
また、ゴルフの打ちっぱなしなら50分、ボウリングなら40分行えば同じ運動量になるということです。
特別に運動をしなくても、家事をこなすことでも同じ運動量になります。